健康

2017/03/29

腕を上げると痛い…痛みをなくすにはどうすればいい?

腕を上げると痛い…痛みをなくすにはどうすればいい?

腕を上げると痛みが出るという相談者さん。色々な方法を試して痛みを解消しようとしてきたものの、なかなか治らないといいます。どうすれば痛みが出ないようになるのでしょうか。専門家の回答です。

20代男性からの相談:「腕を上げると痛みが…治療法はありますか?」

数年前から左腕を上や斜めにあげると痛みが出ます。最近とても忙しくなり、腕や手を使う仕事が多かったことが原因だと思いますが、痛みが出る日と出ない時があり困っています。運動をしなかったり食生活が乱れたりしていますが、腕の痛みとは関係ないと思っています。ストレッチや体操をしても効果がありません。
いろいろと自分自身で調べていますが、これといった解決方法がわかりません。どのようにしたら痛みが治るのでしょうか、教えてくださると嬉しいです。

腕を上げると痛みが出る理由その1・四十肩

腕を上げると痛みが出る原因の1つとして考えられるのは四十肩です。この四十肩を治すためにはどのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。

肩の痛みや肩が上がらないといえば四十肩が考えられやすいです。四十肩といえば40歳になって痛くなると考えられがちですが、肩関節の使いすぎで肩関節が炎症を起こすものです。つまり40歳代だろうが20歳代だろうが四十肩になる可能性があります。正式には肩関節周囲炎といいます。(看護師)
肩関節周囲炎は急性期は激しい痛みが伴いますが、現在はそのような状況ではないようですので、慢性期にあると考えられます。(看護師)
肩関節周囲炎の改善策ですが、肩関節の炎症ですので、基本は関節の安静です。肩関節を酷使し続けると炎症は治りようがありません。だからと言って動かさなければ関節が硬くなって炎症が消えてからも関節が動きにくくなります。痛みのない範囲で動かすようにしましょう。(看護師)
なかには腱板断裂という病気が潜んでいる可能性もあります。改善しない場合はスポーツ整形外科の受診も考えてみてください。(看護師)

腕を上げると痛みが出る理由その2・腱板断裂

腕を上げると痛いワケ…もう1つの可能性は腱板断裂という症状です。どのような人が腱板断裂してしまうのでしょうか。

腕に痛みがあると、日常生活でお困りのことが多いでしょうね。上肢を真横に動かしたときに痛みはないですか? 伺った症状ですと、肩の腱板の断裂に似ている印象を受けます。肩関節と腕の間にある、ゴムの束のような筋、筋肉が使いすぎなどで切れていき、部分的な断裂でも痛みが出ることがあります。(看護師)
ただ、比較的中年以降~高齢の方がなることが多いです。相談者さんは過去にスポーツなどで、肩を酷使したり、肩を附いて転んだ経験はないでしょうか。そうであれば、お若くても腱板の損傷がないとはいえません。(看護師)
もちろん自覚されているお仕事での使いすぎでもありえます。いずれにせよ、診断は整形外科の先生がします。(看護師)
診断がついていないのにやたらと運動などをするのは危険かと思います。MRIをとればはっきりしますので、整形外科を受診なさってください。その後の治療も考えてくれるはずですよ。(看護師)

肩の痛みは日常生活に大きな影響を与えます。服の脱ぎ着でも違和感や痛みを感じてストレスも溜まってしまうでしょう。しかし、死に直結しないからと自分の判断であれこれと試してしまうのは、症状を悪化させてしまう主な原因となります。原因を究明せずに自己判断で改善を図ろうとすることは、危険だという意識を持つようにしましょう。

これはビジネスに置き換えるとわかりやすいかもしれません。ペンが売れないからといって、巨額を投じて広告を打ったのに、売り上げが伸びないどころか赤字に転落…。結果、会社も傾いてしまうことに。こうした場合は、まずなぜペンが売れないのかを知るべきでしょう。自分の身体についても同じことが言えるのです。

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