ガムを食べるとお腹がゆるくなるのはなぜか?

  • 作成日:2017.03.21
  • 更新日:2017.03.17
健康

ガムの注意書きには食べ過ぎることでお腹がゆるくなる旨の文言が記載されています。なぜガムをたくさん食べるとお腹がゆるくなるのでしょうか。2名の薬剤師の方にそのメカニズムについてお聞きしました。

30代男性からの相談:「なぜガムを食べすぎるとお腹がゆるくなるのか?」

ガムやタブレットの注意書きに「食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります」とあったりしますが、私はたくさんガムを食べてもお腹がゆるくなったことはありません。そもそも、なぜガムやタブレットでお腹がゆるくなるのでしょうか。
食べ過ぎることで唾液が多く分泌されてそれを飲み込むことで下痢になってしまうのでしょうか? 個人差はあるでしょうが、どれくらい食べればお腹がゆるくなるのでしょう。もしお腹がゆるくなる成分が入っているなら、それはいったい何でしょうか。

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ガムをたくさん食べるとお腹がゆるくなる原因とは?

なぜガムをたくさん食べるとお腹がゆるくなってしまうのでしょうか。その原因物質は? 専門家にお聞きしました。

ガムやタブレットの甘味料として使用されているキシリトールが、一度に摂りすぎることによりお腹をゆるくする原因となることがあります。(薬剤師)
甘味料に含まれる糖アルコールという成分(キシリトール、ソルビトールなど)があり、この糖アルコールは小腸で消化・吸収されにくい成分です。(薬剤師)
キシリトールとは、糖アルコール(糖質の仲間)の一種で、甘味料として広く使用されています。キシリトールは、多くの野菜や果物に含まれていて、人間の肝臓でも作られます。糖アルコールには、キシリトールの他にもソルビトール、マルチトール、エリスとリールなどあります。(薬剤師)
吸収されなかった糖アルコールがそのまま大腸に運ばれ、大腸内の浸透圧が高くなってしまいます。そして大腸内の浸透圧を下げるために、体内の水分が集まることで下痢が引き起こされます。(薬剤師)
糖アルコールは、小腸で消化吸収されにくいため、吸収されずに大腸まで行くと腸管内の浸透圧が高くなり、浸透圧を元に戻そうと腸管内に水分が集まることでお腹がゆるくなるといわれています。これは、一過性の現象なので心配はありません。(薬剤師)

甘味料への耐性がつくこともあるらしい

ガムを食べることで起こる下痢などの症状は、糖アルコールへの耐性がつくことによって起こりにくくなることもあるといいます。

ただし、これらの現象は一過性のものであり、身体に害はないといわれています。どのくらいの量を食べると引き起こされるのかというと、個人差が大きいので一概にはいえません。(薬剤師)
ガムなど食べることが習慣化すると、身体も慣れてきて腹痛も起こりにくくなる場合があります。また、ごくごく稀にですが、糖アルコールを分解できる酵素を持つ方もいるそうです。(薬剤師)

体の中に入れる商品には様々な注意書きが記されています。その中には、どのような理由で書かれているのか分かりづらいものもあります。しかし、そこには商品に含まれている成分が身体に影響を及ぼすという医学的な知識が隠されています。商品などの注意書きを見てみると、新しい発見もあるかもしれません。

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