メンタル

2017/03/13

理由もなく胸がドキドキ…原因は? 動悸を抑える方法を紹介します

理由もなく胸がドキドキ…原因は? 動悸を抑える方法を紹介します

今回寄せられた相談は、理由もないのに胸がドキドキしてしまうというもの。内科での検査でも異常が見られなかったことで不安を抱えているといいます。この症状を緩和するためにどうすればいいのか、専門家にお聞きしました。

40代男性からの相談:「理由なく胸がドキドキしてしまいます」

特別な理由がなくても、胸がドキドキしてしまうようになりました。もともと緊張症の性格で人前で何かを発表したり、人と会話をしたりするときにドキドキすることはありました。しかしこのところ日常生活においてもドキドキすることが多くなり、そのことが心配でますます不安となる悪循環の状態です。
念のため内科を受診して採血や心電図検査を行いましたが、結果は異状なしとのことでした。しかし相変わらず胸がドキドキする状態が続いているのですが、このような場合に心療内科を受診することで症状が改善することはあるのでしょうか。

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理由なき動悸…身体的な異常がなければ…

理由もなく胸がドキドキしてしまう原因はどこにあるのでしょうか。相談者さんは内科での検査に異常はなかったといいます。専門家がその原因について答えます。

動悸が起こる原因として、不整脈などの心臓の病気、甲状腺の病気、緊張や興奮といった精神的なものが考えられます。ですので、動悸を自覚した場合は、まず内科で心電図検査と血液検査を受けて、心臓や甲状腺など体の病気がないかを確認することになります。(医師)
内科で検査を受けて異常がなければ、精神的に起こっている動悸の可能が高くなりますので、心療内科を受診し、相談します。(医師)
相談者さんの場合、内科で異常がなかったこと、動悸が起こる状況を考えますと、精神的な緊張や不安が原因で動悸が起こっているものと思われます。(医師)

胸の動悸を抑えるために自分でできる対策とは?

動悸を抑えるためにできることはなんでしょうか? また、仮に心療内科を受診した場合、どのような治療を受けるのでしょうか。専門家にお聞きしました。

緊張した後は、できるだけリラックスできる環境に身を置くことも交感神経の緊張を緩和する方法の1つです。心療内科を受診することも、対処法を教えてくれますし、いい方法の1つです。(心理カウンセラー)
まずは、脈が速くなったことそのものに気持ちを向けすぎないこと。毎日ウォーキングなどを取り入れ心肺能力をアップしながら、緊張とリラックスのメリハリをしっかりとつけることで、症状が気にならなくなる人も多いですよ。(心理カウンセラー)
心療内科で行われる治療についてですが、一般的には、動悸を抑える薬を服用していただきながら、カウンセリングで人前への苦手意識を緩和、思い込み不安の軽減を図っていく治療を行い症状を改善していきます。(医師)

疑問の1つはすでに解決している

不安のもととなる疑問のうち、1つはすでに解決していると専門家は指摘します。ちょっとした気の持ちようで症状も緩和していくかもしれません。

特別な理由もなく、急にドキドキしてしまうが、内科的な問題はないということなのですね。まずは、一安心ですね。内科的問題があれば、そのことで不安がさらに増えてしまうことになるので、1つは解消されました。(心理カウンセラー)
あとは、どんな時にドキドキするのかということになりますが、不眠や運動不足はありませんか? 食事前後にドキドキした症状が強くなることはありませんか? 自分では気がつかない間に、心肺能力が低下していたり、疲労がたまっていたり、ドカ食いなどをしていることで、脈が速くなりがちな生活を送っていることもあります。まずは、生活について振り返り、脈が速くなるきっかけを探ることも症状を改善する方法の1つです。(心理カウンセラー)
また、意識すれば意識するほど、脈は速くなります。それは、気にすることで交感神経が高まり、交感神経が高まると脈が速くなるという体に備わった機能が発動してしまうからです。胸がドキドキしても、「心電図には問題がなかったのだから、大丈夫」と自分に言い聞かせ、意識を今までやっていたことに向けるように心がけてください。(心理カウンセラー)

理由もない体の異常はどうしても気になってしまうもの。動悸を抑えるための対策も自分に合ったものを試して、少しずつ改善させていきましょう。

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