健康

2017/03/12

固いものを食べるのに苦労し始めたら危険信号! 歯茎が緩む原因とは?

固いものを食べるのに苦労し始めたら危険信号! 歯茎が緩む原因とは?

歯がぐらついていたり、固いものを食べるのに苦労してしまったり、そんな自覚症状に悩まされている人は注意が必要です。どのような危険が迫っているのか、専門家の解説を見ていきましょう。

50代男性からの相談:「歯茎全体が緩んでいるような気がします」

私はほうれい線が気になっていて、毎朝必ず3分間頭の側面を掴み、後ろ上45°の方向に引っ張るということをしています。
これをやると顎が落ちてほうれい線が出るのを防ぐためです。しかし最近年齢には勝てず、顎が落ちてきているように感じ、歯のかみ合わせが悪く、食事の時に堅いものを食べるときに苦労するようになってきました。
虫歯などではないですが、歯茎全体が緩んでいるような感じがします。この原因は何でしょうか、またどのような処置が必要でしょうか。

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歯茎が緩む原因とは? 危険を知らせる自覚症状は「噛みにくさ」

歯茎全体が緩んできたというのは、何が原因なのでしょうか。また、危険を知らせる自覚症状とその危険性について専門家に解説していただきました。

歯茎が緩んでいるような感じがすると不安になりますよね。実は、歯茎は年とともに下がってきます。1年あたり平均するとおよそ0.2mmずつ下がってくるというデータもあります。(歯科医)
歯茎全体が緩んでいるのは、まさに「年齢」のせいでしょう。年齢とともにお肌のコラーゲン組織が失われていくのと同じように、歯茎のコラーゲン組織も減少し、歯茎の張りは少しずつ失われていくものです。(歯科衛生士)
そしてもう1つ、歯茎が緩む原因となっているのは恐らく歯周病でしょう。年齢的にも歯周病に罹患している可能性はかなり高いので、一度歯科医院で歯周病の検査や治療をしてもらうといいと思います。(歯科衛生士)
さらに、虫歯でなくても歯周病になることで、歯を支える骨が痩せてきますので、これも歯茎が下がってくる原因になります。(歯科医)
また、かみ合わせが悪く、食事の時に固いものをかむのに苦労するようになってきたとのことですが、これは少し危険な症状です。想像以上に歯周病が進んでいるという可能性もありますので、なるべく早めに歯科医院を受診して相談されることをおすすめします。(歯科衛生士)
歯茎の改善には、歯科医院で歯周病の管理をしてもらうことおすすめします。(歯科医)

顎を鍛えるためのトレーニングとは

顎の筋肉の衰えが気になっているのであれば、鍛えるトレーニングを実践してみましょう。

歯を支える骨が痩せてきますと、歯がぐらついてきたりしますので、しっかりと噛めなくなってきます。当初は、せんべいやスルメなど硬いものを食べる時に、噛みにくさを自覚するような症状から始まります。顎が落ちてきているような感じということですが、おそらく頬の筋肉や、口の周りの筋肉、顎の下の筋肉が、年とともに弱ってきた影響もあると思われます。(歯科医)
顎の筋肉については、まずはしっかりと何度もよくかんで食べるということから始めてみてはいかがでしょうか。よく噛むということは、顎をよく動かすということですから、筋肉をしっかりと使う、すなわち筋力トレーニングと同じ効果を期待できます。すぐに効果は現れてはきませんが、長い目で見てみてください。しかし、急にやりすぎると、顎が痛くなってくる原因にもなりますので、無理がないように気をつけて行なってください。(歯科医)

歯周病は虫歯になったことのない人でもかかる恐れのある病気です。放置すれば、歯を失う危険性もあるため早急な対処が必要になってきます。まずは歯科医に相談して処置してもらうのがいいでしょう。

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