健康

2017/03/03

処方された薬の使用期限の調べ方と目安について

処方された薬の使用期限の調べ方と目安について

処方された薬が飲み忘れて余ってしまった…そんな時、薬の使用期限が気になってしまいませんか? 薬の使用期限を調べるにはどうすればいいのか、そして、薬の形態別の使用期限の目安について薬剤師の方にお聞きしました。

50代男性からの相談:「処方される薬の服用期限はわかりますか?」

持病のために定期で通院して錠剤と漢方薬を処方してもらっているのですが、時々飲み忘れなどで余ることがあります。気づいた時はなるべく早めに服用するようにしていますが、いつもらったのか分からなくなった分は服用せずに廃棄しています。
一般の薬局などで売られている市販の薬は使用や服用期限が記載されていますが、病院から処方されて院外薬局でもらった薬には、効能、効果、注意事項が書かれた用紙はもらえますが服用期限などの記載はありません。
服用期限や使用期限などは薬を受け取る時に聞けば教えて頂けるのでしょうか。

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薬の使用期限の調べ方とだいたいの目安について知っておこう

処方された薬の使用期限を調べるために必要なこととは何でしょうか? また、薬の形態によって使用期限の代替の目安があるといいます。

院外薬局で貰う薬も外装の箱に使用期限の記載がありますし、もらった薬がPTP包装のままで、PTP包装に記載されている製品番号がわかれば、使用期限を調べることができます。(薬剤師)
薬の使用期限は、一般的に3年のものが多いです。しかし、この使用期限は、一定の温度や湿度、明るさで管理保管され、未開封の場合の期限になります。薬は時間の経過とともに光や温度、湿度などで薬の有効成分が減ったり、変色したり変形したりすることがあります。そのため、病院の薬局や調剤薬局で貰った後の薬の使用期限は、保管場所や方法、環境によってより短くなると考えたほうがよいでしょう。(薬剤師)
薬局からもらった薬の使用期限の1つの目安としては、錠剤・カプセル剤、坐剤、軟膏で6ヶ月~1年、散剤・顆粒剤で3ヶ月~6ヶ月、点眼剤で1ヶ月、液剤は、細菌が繁殖しやすいため、処方日から処方日数を越えたものは捨てましょう。(薬剤師)
処方薬の使用期限は処方された日数分と考えてください。もし、持病の薬を飲み忘れて余ってしまった分があるようでしたら、次回の診察時に病院または薬局に持参してください。適切に処分してくれます。(薬剤師)

余った薬はどうすべきか?

飲み忘れなどで余ってしまった薬をどうすればいいのか、専門家にお聞きしました。

医師に処方される処方薬は「○日分」と服用が必要な日数を指示し、それ以上の量の薬は処方されません。もちろん、指示された日数分の医薬品の品質は保証されています。(薬剤師)
相談者さんのように飲み忘れや、自己判断で服用をやめない限り、薬が余って残ってしまうということはありえません。(薬剤師)
余った分はとっておいて、類似の症状が出たとき、薬がきれたときなどに自己判断で服用することはやめましょう。医師に処方される薬は、その時点の症状にあわせて必要な薬を、必要な量、日数分だされているので、いつも飲んでいる薬だと考え、自己判断で過去の処方薬を使用することは危険です。(薬剤師)
いつもらったかわからない薬や長い間置きっぱなしの薬は服用せず、廃棄することをおすすめします。(薬剤師)

基本的に、薬は指定された期間で飲み切るように処方されています。まずは、その指示に従って飲みましょう。普通であれば、薬の使用期限は知る必要がないものになります。余った分はしっかりと廃棄し、自己判断で飲まないようにしましょう。

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