健康

2014/12/23

脂質異常症の原因はいったい何か

脂質異常症の原因はいったい何か

脂質異常症は自覚症状がなく放っておきがちですが、心筋梗塞や脳梗塞を誘発する動脈硬化の原因であるため、注意が必要です。今回の相談者は脂質異常症と診断されてしまい、原因がどこにあるのか質問されています。

30代男性からの相談:「脂質異常症の原因を教えてください」

健康診断で脂質異常症と診断されました。今まで特に健康診断でひっかることはなく、生活も特に以前と変わっていません。週末は運動もしていますし、あまり偏った食事もしていませんでした。それでも検査では脂質異常症と出ているのですが、原因は何が考えられるのでしょうか。

脂質異常症は血液中の脂質の量が増える病気

脂質異常症とは血液中の脂質の量が多くなっている症状のことです。主に食生活が原因で発症します。また、ごく一部は遺伝的な要因も働くと考えられています。

脂質異常症という病気はコレステロール・中性脂肪という血液中に含まれる脂質の異常を指します。(看護師)
脂質異常の原因は遺伝子異常や他の疾患によるものもありますが、主に食生活にあります。偏った食事でなくても食べすぎ・飲みすぎと分量も問題になります。(看護師)
脂質異常症の原因の中に少数ですが家族性高コレステロール血症といい遺伝的な要因もあります。ご家族様・近親者に脂質異常症の方が多い場合には、数値が低くても早めにご受診をされるといいでしょう。(看護師)
外食が多かったり、脂っこいものを多く摂っていませんか?動物性脂肪の多い食品、肉類、甘いもの、パンやケーキなどバターを多く含むもの、コレステロールを含む食品、レバーや卵など心当たりはありませんか?(看護師)

脂質異常症対策は食生活の改善が重要

食生活が原因となっていることが多いため、まずは自身の食事を見直すところからはじめましょう。

動物性脂肪は控えること、3食、腹八分目で控えめに摂ること、夜遅い食事は控え、間食をしないこと。血液をサラサラにする、玉葱、納豆、魚介類、緑黄色野菜を中心にバランスのとれた食事を心がけましょう。(看護師)
黒酢も効果がありますが、強い酸性のため、食道や胃の粘膜を傷めることがあります。摂りすぎには注意してください。(看護師)
動物性脂肪の多い食品(肉類・乳性品など)やコレステロールを多く含む食品(鶏卵・魚卵・レバーなど)の食べ過ぎによるカロリー過多も原因の一つになります。(看護師)
アルコールの多くは中性脂肪を増やしやすいので注意をなさって下さい。日々、同じように生活しているようでも身体に受けるストレスなど体調は変化します。(看護師)
喫煙も善玉コレステロールを減らす原因です。もし喫煙をされるようでしたら日々の本数などにお気をつけになられるといいでしょう。(看護師)
糖分を含んだ飲み物や果物、菓子パンなども中性脂肪を増やす原因です。先ずは野菜を多めに摂取することと、あっさりした食事を取るように心がけてみて下さい。(看護師)

黒酢や根菜など、一部は食材を摂取することで脂質異常症対策となることもあります。それ以外では動物性脂肪を制限したりアルコール、煙草に注意する必要がありそうです。心筋梗塞や脳梗塞など重大な疾患につながりかねないため、早いうちから気をつけておきたいですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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