健康

2017/02/24

胸やけのタイプ別に効果的な薬と漢方を知って胃をケアしよう

胸やけのタイプ別に効果的な薬と漢方を知って胃をケアしよう

胸やけで毎日が辛い…。薬を飲んでも治らない…。そんな人のために薬剤師に効果的な薬などについてお聞きしました。ケースによって飲むべきものも変わってくるようです。

40代男性からの相談:「胸やけを抑えたりする薬やサプリはありますか?」

近頃、お酒を飲んだり、夜遅くに何かを食べたりすると、いわゆる胸焼けがひどいのです。
もともと、胃腸は丈夫なほうで、胸焼けとかとは無縁なほうだったんですが、45を過ぎたあたりからだんだんと胃にいやな感覚が残ったまま寝付けなかったり、そのまま朝を迎えるようになりました。
あまりにもひどい時には市販の胃薬などを飲むこともあるのですが、出張先などでそういう場面に出くわすことも多く、普段の生活や飲んだり食べたりする際の対策があれば教えてください。

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胸やけのタイプ別に効果的な薬と漢方をチェックしよう

様々なシーンでやってくる胸やけ。その場合によって効果的な薬などがあります。専門家に解説していただきましたので、参考にしてください。

市販の胃薬を服用の際は、胃酸の分泌を抑えるガスター(一般名:ファモチジン)などのH2ブロッカーや胃酸を中和する酸化マグネシウムなどの制酸剤を含む薬、胃粘液の分泌を促して胃酸から胃粘膜を守るテプレノンなどの胃粘膜保護剤を含む薬を選ぶといいでしょう。(薬剤師)
日常的に胃をケアするには、食前30分前に胃粘膜保護剤を服用されることをおすすめしています。胃腸薬にも種類がたくさんありますが、胃粘膜保護剤は傷ついた胃粘膜を覆って修復したり、胃の血流を増やすことによって、胃粘膜の再生力を高めてくれるお薬です。(薬剤師)
慢性的な症状には、漢方薬もおすすめです。安中散、六君子湯などの漢方薬は、生薬の持つ独特の香りや苦味が味覚神経を刺激し、反射的に唾液や胃液などを分泌させてくれます。(薬剤師)
急性的な痛みには、胃薬としてよく耳にされるものにH2ブロッカーという、胃酸の分泌を抑えるものがあります。こちらは過剰な胃酸分泌がある時に使用しますが、長期的に服用することはいけません。(薬剤師)
胃薬にも種類や使い方が様々ですので、詳しい症状を薬剤師に相談して、適切なものを選んでもらってください。(薬剤師)

胸やけに悩まされるようになった理由として考えられるのは?

専門家は、もともと胃腸が丈夫だったという相談者さんのケースについて気になるポイントがあるといいます。

胸焼けは、胃酸とともに胃の内容物が食道に逆流して、食道粘膜が消化液で刺激されて起こります。(薬剤師)
もともとは胃腸が丈夫であったとのことですが、最近になって服用を始めた薬はございませんか? 消炎鎮痛剤など副作用として、胃粘膜を荒らすなどの胃腸障害により、胃痛や胸焼けを起こす場合があります。(薬剤師)
逆流性食道炎や胃炎、消化性潰瘍などの病気の症状としても胸焼けを起こすことがあります。気になる服用薬がある、あるいは、胸焼けの他にも気になる症状があるなどの場合は、早期に病院を受診されることをおすすめします。(薬剤師)

胸やけは日々の生活に影響を与える厄介な症状です。ケースによっては飲んでいる薬が効果を発揮しないこともあります。どのようなタイプの胸やけなのかを把握して適切な薬を飲みましょう。分からない場合は、薬剤師に相談することも忘れずに。

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