口臭

2014/12/21

口臭は歯や内臓の病気のサイン?

口臭は歯や内臓の病気のサイン?

口臭に胃や歯の病気が隠れているのではないかと心配している男性から、どんな病気が疑われるか、どこへ行って検査すればよいかという相談です。

50代男性からの相談:「口臭がきついと病気の可能性があるのでしょうか?」

口臭は、臭いがするだけでなく、健康のバロメーターでもあると聞きました。口臭の仕方によっては胃や歯の病気であったりすることがあるとのことなのですが、どういう病気が疑われますか?また、検査をするためには何科に行けば良いのでしょうか。

まずは口腔内の原因を徹底的に排除して。

内臓疾患からくる口臭も確かに考えられるのですが、口臭の原因の9割はやはり口腔内にあります。まずは口腔衛生の向上と唾液分泌量の改善、歯の疾患の治療を優先して対処しましょう。

口臭の原因にはさまざまなものがあります。胃腸や肝臓などの消化器官の弱りや、疾患があれば、それも原因のひとつです。それ以外に、虫歯、歯垢、歯石、歯周炎、歯槽膿漏、舌苔という舌についた白い苔のようなもの(これは、舌ブラシでブラッシングしておとすことができます)、唾液の分泌の低下など口の中の問題もあります。(看護師)
唾液の分泌の低下には、唾液腺(耳の下から顎にかけて)を食事の前にマッサージしたり、よく噛んでたべたり、口が乾燥しないよう、こまめに水分をとるなどの対処法があります。(看護師)
口臭は口腔内のトラブルに限らず病気の症状でもあります。しかし、先ずは口腔内のケアをすることをおすすめします。ご自身で歯ブラシ以外のデンタルフロスや歯間ブラシにて念入りにケアをしたり、歯科を受診し歯の表面や歯の間に歯石がこびりついていたり歯周病がないかなど口臭の原因を除去します。(看護師)

全身疾患との関連が疑われる場合は受診も視野に。

ストレスや疲れから胃炎や糖尿病まで、口臭がサインとなる全身の不調はさまざま。大きい病院の口臭外来から内科に紹介されるというルートもあるようです。

ストレスや疲れも口臭の原因になりますから、規則正しい生活を心がけ、運動や趣味でストレスをためないようにしましょう。(看護師)
それでも口臭が強いならば内科疾患も考えられます。胃炎やピロリ菌感染に伴う口臭は消化器外科に相談し胃カメラや呼気検査など施行すればわかります。そのほかは糖尿病や腎臓・肝臓などの疾患もありますので内科にて血液検査を行えば数値が確認できます。(看護師)
内臓の疾患が心配であれば内科の受診になりますし、口の中でしたら、歯医者になります。また、大きい病院でしたら、歯科の中に口臭外来もありますし、そこで検査して、内臓疾患が疑われれば、内科を紹介してくれますから、事前に調べて受診されるといいかと思います。(看護師)

口臭が気になる場合、歯や歯ぐきの病気である可能性は高いといえるでしょう。また、なかなか解決しない口臭は全身疾患のサインである場合もあります。正しいセルフケアを継続するとともに、心配な場合は歯科や内科の受診も検討してみると良いかもしれません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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