健康

2017/02/25

指が曲がりきらず痛みも出る…原因と対処法は?

指が曲がりきらず痛みも出る…原因と対処法は?

現代人にとって、手や指を使う動作は日常的で生活に密着しています。しかし、指の関節が曲がりきらなかったり、痛みが出てしまうと日々の生活が億劫なものになってしまうでしょう。今回は、そんな症状の原因と対処法について専門家にお聞きしました。

60代男性からの相談:「指の関節が曲がりきらず、痛みも出てきました。治りますか?」

私は67歳の男性ですが、55歳ころから指の関節が十分曲がらなくなりました。
特に左手人差し指が曲がりづらく拳骨を作ることはできません。その指をまっすぐに伸ばすと、第2関節部分が変形しているのがわかります。
指を使っていないときは痛みはありません。指を使うとじわっとした痛みがあります。指に力は入ります。日常生活には差しさわりありません。
心配は、この症状が左右のほかの指にも広がっていかないかということです。それからリハビリでこの指を治す方法があったら教えていただきたいのです。

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指の関節の異常について考えられる第一の原因と対処法

専門家に指の関節の異常についてお聞きしました。考えられる病気とその対処法についてご紹介します。

「特に左手人差し指が」ということですが、左手の他の指全て同じ症状が出ているのでしょうか。いずれにしても関節が太くなる・曲がりにくくなる疾患や可能性はいくつもあるので、なんともいえないところではあります。(看護師)
関節リウマチということも考えられますし、プシャール結節という可能性もあります。どちらも関節の変形が出て曲げにくくなる症状があります。朝方にこわばりがあるのであれば関節リウマチが考えらえますが、関節リウマチは第2関節に局限しません。(看護師)
手の指の変形にはリウマチのように他の指も変形をきたすものがあります。このリウマチの場合には他にも朝方や手の使いすぎた時に起きる関節のこわばりや変形の進行、関節の痛みが出てきます。(看護師)
リウマチと考えられる症状がある場合には症状が進行する前に早めに病院に受診して、適切な治療を始めた方がいいかと思います。ですが、一部のみの炎症や変形をきたしている場合には、バネ指、いわゆる指の腱鞘炎の状態になっている可能性も考えられます。(看護師)
特に有効なリハビリはありませんが、基本は内服や軟膏などの薬物療法や注射があります。しかしどれも根本的な治療にはなりません。症状が強い場合は手術が行われることもあります。原因もはっきりしていないのですが、症状が悪化しないうちに病院を受診した方がいいでしょう。(看護師)

指の関節に異常が現われる他の病気について

専門家にリウマチ以外に指の関節に異常が出る病気について解説していただきました。

プシャール結節では第2関節に起こりますので、どちらかというとプシャール結節の可能性の方が高いですね。プシャール関節だとすれば左右対称に症状が出ることはありませんが、もちろん出現することも考えらえます。(看護師)
バネ指になっている状態の場合には急激な改善はあまり見込めず、それ以上に悪化しないように指を使いすぎて痛みがある場合には手を休ませたり、急激な関節の運動をし過ぎないようにする、入浴などで筋肉の緊張や疲労を残さないようにするなどの対処療法を行い、少しずつ関節の動きを増やしていくしか方法はありません。痛みがあるようなら、一度整形に受診してみてもいいかもしれません。(看護師)

指は日常的によく使う部位です。指の関節が思うように曲げられずに痛みも出るというのは、大きなストレスです。まずは、どのような原因で指の関節に異常が出ているのかを明らかにし、しっかりと対処していくのが望ましいです。くれぐれも自己判断しないようにして、正しい改善策を試していきましょう。

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