健康

2017/02/21

痛風の痛みを我慢していればそのうち治る? 痛風を放置すると何が起こるか

痛風の痛みを我慢していればそのうち治る? 痛風を放置すると何が起こるか

痛風のリスクを高めてしまう食べ物が好きだという相談者さん。何度か足の指に痛みが出たといいます。その痛みは痛風だったのでしょうか。もし痛風だったとしたら、痛風を放置することでどのようなデメリットがあるのでしょうか。

50代男性からの相談:「何度か感じた痛みは痛風だったのでしょうか?」

食生活の習慣が原因とされる痛風について質問があります。
私は酒と、酒に合うつまみが大好きで、毎日のように酒とつまみの夕食を楽しんでいます。特に好きなつまみはカツオと焼き鳥(特にレバー)で、この2つを食べる頻度はかなり高いという自覚があります。いずれも、尿酸値を高める食品の代表選手で「このままでは、痛風になるのは時間の問題なのでは?」という不安を感じてはいます。
感じていながら、そのおいしさから、ついつい食べてしまうのです。これまで、数回、足の指に痛みや腫れを経験したことがあり、「ついに、痛風になったのでは?」と思いましたが、いずれも、症状はいつの間にか消えていました。あれは、痛風とは関係のない症状だったのでしょうか。
それとも、痛風の予兆のようなものだったのでしょうか。

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痛風を放置するとどんなことが起こるのか?

専門家に痛風を放置することでどのようなことが起こってしまうのかを解説していただきました。命に関わる状態になってしまうこともあるようです。

ご心配の通り、カツオや焼き鳥などは尿酸値を高くしてしまう代表的な食品です。。お酒のつまみということですがビールなどのアルコールもプリン体が多く含まれるので尿酸値が高くなります。(看護師)
今までにも何回か足の指の痛みや腫れたことがあるようですが、痛風発作だと思います。発作が出現しているということは、すでに尿酸値は高い状態になっているということです。ビールを多く飲んだり、プリン体を多く含む食品を摂ると同じように痛風発作が出現します。(看護師)
尿酸値が高くなると腎障害を起こし、高血圧や脳血管疾患、心疾患へのリスクが高くなり、恐ろしい合併症を抱えた身体になっていることを考えて、今のうちから自分の体をケアすることはとても大切です。(看護師)
痛風は慢性化した患者のうち半数以上が腎臓病の悪化や合併症で死亡しているようです。命を脅かす病気が今食べているものを控えただけで防げるのならば、予防して苦しまない生活を送られるほうがいいのではないでしょうか。(看護師)

プリン体を摂りすぎないために知っておくべき目安

痛風予防のためにはプリン体を摂りすぎないようにすることが大切です。そして、そのためには知っておくべきことがあります。

痛風発作と呼ばれる症状が出てきている可能性は十分に考えられます。痛風発作は初期症状では比較的短時間で軽快することが多いですが、悪化すると赤く腫れて歩行が困難になるケースも少なくはありません。ですが、痛みが出るくらいならいいのですが、あまり痛風発作が出ずに、尿酸が身体に溜まる傾向にある人も少なくはありません。(看護師)
残念ですが、足の指や他の関節にもすでに尿酸結晶が溜まっています。受診して投薬治療が必要な状態だと思います。痛風発作が起きないようにプリン体の摂りすぎに注意して、これ以上尿酸値を上げないようにすることが大切です。(看護師)
プリン体の目安は400mgになります。鶏レバーは312.2mg、カツオ211.4mgです。もちろん他の食品やアルコールにもプリン体は含まれているので、量を減らしてアルコールも控えめにして摂るようにしてください。(看護師)

痛風の痛みは放置しておけば数日で治まってしまいます。それは痛風が治っているということではありません。このような生活習慣がもとで起こる病気が自然治癒するというケースは稀なのではないでしょうか。痛みが出るということは身体に異常があるということ。そのことを自覚して、自己判断せずに医師の診断を待ちましょう。

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