なぜニコチン依存症になるのか? タバコの魔の手から逃れる方法

  • 作成日:2017.02.13
  • 更新日:2017.07.31
健康
監修

Masahiko Shikaya
フリー医師

ニコチン依存症は一種の中毒症状です。タバコをついつい吸いすぎてしまったり、何かする度にタバコに火を点けているというようなことがあれば、それは依存症かもしれません。そこで、ニコチン依存症になってしまう原因や、治療方法をご紹介します。

なぜニコチン依存症になるのか

ではなぜ、ニコチン依存症になってしまうのでしょうか。

ニコチンは依存性を生む物質であり、主にタバコによって肺に取り込まれます。その後、血液によって脳に運ばれることで神経細胞に働きかけ、気分を興奮させる作用のあるアドレナリン、落ち着いた心にさせるセロトニン、そして快感を覚えるドーパミンなどが分泌されます。

そのため、タバコを吸うことで得られるその快楽を再度味わいたいという感覚になるので依存性となるのです。

また、タバコによって得られた快楽は持続してもせいぜい30分程度であるとされており、それこそが繰り返しタバコを吸わなくてはいられなくなる原因となります。

タバコをやめられないのは、このようなニコチンの特徴が深く関係しており、ニコチン依存症へと発展していくのです。

ニコチン依存症にならないために気をつけるべきこと

ニコチンには依存性がありますが、タバコ以外で摂取する機会はほとんどありません。つまり、タバコの吸いすぎに注意することがニコチン依存症にならないために効果があるといえます。

もちろん、タバコを吸わないことが一番いいのですが、すぐにタバコをやめられないのであれば、禁煙外来による治療を受けてみたり、1日の中で一番タバコを吸う時間帯を思い返して、その時間帯の本数を減らしたりなどの努力を行うことが大事です。

ニコチン依存症とは?

ニコチンとは主にタバコの葉に含まれるもので、神経細胞に作用することで依存性を生む化学物質です。摂取することで、アドレナリン、ドーパミン、セロトニンといった神経伝達物質が分泌されるため、快楽や覚醒などの作用を起こします。

そのような作用からニコチンを継続的に摂取せざるを得なくなり、薬物依存のような症状になることをニコチン依存症といいます。

ニコチン依存症の症状

依存症を発症すると、ニコチンを継続的に摂取したくなる症状が現れ、事あるごとにタバコを吸うことが習慣になっていきます。例えば、仕事の後、食後、風呂上がりにジュースと一緒にといったように、気分がいい時にはさらに気分をよくしたいという気持ちが無意識に働き、何かをする度にタバコというような習慣が身につくのです。

また逆に、禁煙をすることで主に以下のような禁断症状が現れることがあります。

  • イライラする
  • 落ち着きがなくなる
  • 憂鬱な気分になる
  • 疲労感が増す
  • 食欲が増す
  • 胃酸過多になり胃がむかつく

日常的にタバコを吸う場合には自覚はないかもしれませんが、これらは薬物依存の方に見られる症状と共通する点が多く、WHOではニコチン依存症は薬物依存と同等の病気とされています。

ニコチン依存症の治療法

主にタバコによって摂取する機会が多いニコチンの強い依存作用によって、継続的な喫煙で健康を害すほか、受動喫煙といって、普通にタバコを吸うよりも害のある副流煙を喫煙者以外に吸わせてしまうことになります。

気持ちが落ち着くという本人にだけのメリットはあっても、それ以外に本人やまわりの人に対するメリットはありません。よって、ニコチン依存症は積極的に治療していくことが望ましいのですが、治療方法にはどのようなものがあるでしょうか。

禁煙外来の登場で医療機関を利用することの認知度が高まっており、禁煙に成功している方も多くなっています。禁煙外来では健康保険も利用できるようになっているため、費用を抑えて治療を行えます。

禁煙外来では、禁煙補助薬による治療、カウンセリング治療が主な内容となっていますが、治療のおおまかな流れは以下のようになります。

  • ニコチンの依存度を診断する
  • 禁煙をする宣言を行い、医師から禁煙の方法などのアドバイスを受ける
  • 禁煙補助薬を処方され経過を見る
  • 2週目、4週目、8週目といったスパンで通院しながら、それまでの状況を確認したり、禁煙補助薬への副作用がないか、禁煙を続けていくためのアドバイスを受ける
  • 12週目の通院を最後として、禁煙外来としての治療を一旦終える

この流れの中で、カウンセリングによる治療も行われるので、仮に禁煙による精神的負担が大きい時にも相談ができます。

まとめ

タバコによるニコチンの摂取そのものがすぐ命に関わるものではありませんが、子供が誤飲してしまうなどすると死に至る危険性はあります。それほど毒性の強いもので、その毒性は青酸カリ以上といわれています。

そのうちやめようと思っていても、なかなかその時が訪れることはなく時間だけが過ぎていきますので、こういった機会に自分がニコチン依存症でないか医師に相談し、早めの治療を行うことをおすすめいたします。

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