健康

2017/02/12

歯の根っこにある白い塊の正体は? 放置していると歯が抜け落ちるかも

歯の根っこにある白い塊の正体は? 放置していると歯が抜け落ちるかも

歯の根っこにこびりつく白い塊…この正体はいったい何でしょうか? 専門家にお聞きしたところ、その正体や放置していることでどのような悪影響があるのか知ることができました。

20代男性からの相談:「歯の根っこにある白い塊はなんですか?」

今までは朝と晩に歯磨きをするぐらいで歯の状態を気にすることは少なかったのですが、ここ数年力の入れすぎなのか血が出るようになってから磨き終わった後に鏡で見るようになりました。
その際に歯の根っこ部分に石灰? というのか歯とは別に何か白い塊がついています。汚れかな? と思いブラッシングしましたが取れず、指でこすると硬いです。これは取り除くべきものなのでしょうか?
このままにしていても影響はないのかぜひ教えて頂けますと嬉しいです。

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歯の根っこの白い塊の正体は…

専門家に歯の根っこにある白い塊についてお聞きしました。

鏡で歯を見たら、歯に何かしらのものがこびりついていたら、不安に思いますよね。ご質問の内容から、その付着物は歯石である可能性が高いです。歯茎からの出血もそれでしたら、説明がつきます。つまり、歯周病が進行して、歯茎が腫れているのです。(歯科医)
おそらくその白い塊は歯石です。これは、磨き残し=歯垢が、唾液の成分によって石灰化したもので、通常のブラッシングだけでは除去することが困難です。(歯科衛生士)

歯石を放っておくとどうなるのか

専門家に歯石を放置したままだとどのようなことが起こるのか解説していただきました。

歯石は、このままにしておいても歯石自体から毒素が出るというようなことはあまりありませんが、歯石の下が実は虫歯になっていたり、歯周病菌が繁殖していたりする可能性があります。(歯科衛生士)
おっしゃる通り歯石はとても硬く、歯磨きではもちろん取れませんし、指で触っても取れにくいです。この歯石がつきますと、歯石の下の歯茎は、歯石で覆われているために歯磨きできない場所になります。こうしたところでは、歯磨きができないため、歯周病菌が繁殖しやすくなります。(歯科医)
歯周病菌が増えると、歯茎に炎症が起こります。炎症が起こるということは、腫れてくるということです。歯茎が腫れるため、出血しやすくなるのです。ですから、歯石はそのまま放置することはおすすめできません。(歯科医)
いずれ、歯を支える歯槽骨という骨に炎症が波及し、歯がグラグラとしてくるようになるからです。歯科医院で取り除いてもらいましょう。(歯科医)

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歯石除去は歯科医院へ

歯石は個人では除去するのが困難です。除去するためには歯科医院を訪ねるのがいいでしょう。

歯石はざらざらしていて、新たな歯垢が着きやすくなっているため、除去することをおすすめします。歯磨きによる出血もあるようですし、悪影響が出ていることは確かかと思います。(歯科衛生士)
除去は、歯科医院で専用の器具を使って行ってもらってください。自分での除去は歯茎や歯を傷つける可能性があり、その後、歯石が再付着しやすくなることもありますので、おすすめできません。(歯科衛生士)

歯石を取るためにわざわざ歯科医院へ…? そう考えていた人もいるかもしれませんが、歯石を放置しておくことでどのような悪影響があるのか専門家の解説で明らかになりました。口内のメンテナンスを定期的に行い、歯の健康を維持していきましょう。

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