健康

2017/02/10

左胸の痛みは肋間神経痛? 命に関わる病気の可能性も…

左胸の痛みは肋間神経痛? 命に関わる病気の可能性も…

左胸に激痛を感じるという相談者さん。原因が分からずに、不安を抱いています。そこで、専門家に左胸が痛む原因について考えられる可能性について解説していただきました。

50代男性からの相談:「たまに左胸に激痛が…何の病気でしょうか?」

たまに、胸のあたりに激痛を感じることがあります。
何度か経験しているのですが、左胸の方が多いようです。刺すような痛みというのでしょうか、あばらの辺りが差し込むように痛むのです。ただし、痛みが長く続くことはありません。10~20秒ぐらいすると、何事もなかったように治まってしまいます。
人に話したら、「肋間神経痛かも」といわれました。確かにあばらの辺りが痛いので、そうかもしれないと思いますが、肺の病気など、別の原因も疑っています。
今はやめていますが、長い喫煙経験があるので、肺の病気も心配なのです。肋間神経痛か他の病気か、自分で見分ける方法はないでしょうか。

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左胸の痛み・肋間神経痛

まずは、左胸の痛みの原因、肋間神経痛について専門家に解説していただきました。

左胸の痛みは、心臓、肺、消化器、骨折、神経痛、帯状疱疹など、様々なことが原因で起こります。(看護師)
すぐに痛みが治まって他に症状がなければ肋間神経痛の可能性は高いと思われます。この神経痛が長引くようなら、神経痛を起こす原因が体の中にあると思っていただいた方がいいと思います。(看護師)
肋間神経痛や心因性の場合、ストレスや疲れが溜まった時に痛みが出やすいです。(看護師)

左胸の痛み・狭心症

狭心症での痛みも考えられるといいます。

相談者さんのようなさしこむような痛みが数十秒続くというのは、狭心症の方でそのように言われる人もいます。狭心症の場合、痛みは数分以内に収まり、胸が締めつけられるような痛みや圧迫感があります。(看護師)
狭心症などでも胸の痛みがでます。この場合は労作時、朝方に発作が出現します。(看護師)

>>高血圧では狭心症のリスクが高まる

左胸の痛み・肺の病気

肺に原因があって、左胸に痛みが出ている可能性もあるようです。

肺に原因があって痛みが出ている時は、その他の症状、咳、痰、息苦しさ、息切れなどの症状がどれかは現れることが多いのが普通です。(看護師)
肺の病気の気胸では、突然の痛みと息苦しさがあります。胃や食道の炎症の場合には、胸焼けなどの症状も併発します。(看護師)

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左胸の痛み・その他の可能性

上記以外にも左胸の痛みに繋がる可能性があります。

肋骨を骨折している場合、咳やくしゃみをすると痛みを生じます。(看護師)
帯状疱疹では、帯状に痛みが広がり、湿疹も出ます。(看護師)

左胸の痛みについて自己判断は危険

専門家は自己判断することの危険性に触れています。場合によっては命を左右する症状に見舞われていることもあるからです。

胸の辺りが痛むということですが、どういう状況で痛みが起きるかで原因も変わってくると思います。胸や背中、肩の痛みは心臓、肺、内臓などからくる放散痛ということもあります。けれど、自分で見分けるのは難しいと思います。(看護師)
自分で判断して放置すると原因が隠れている場合、心配です。一度受診、精査されることをおすすめします。(看護師)
いずれにしても、胸の痛みは原因が様々で、場合によっては命に関わる重大な病気の前兆の可能性もあるため、何度も繰り返す場合には自己判断せずに医療機関に行くのがいいです。(看護師)

原因不明の左胸の痛みに不安を感じているからこそ、早く不安を取り除きたいという思いは自然なことです。しかし、何事もきちんとした検査を経なければ原因を明確に知ることはできません。自己判断をしてほっとしたのもつかの間、倒れてしまうということがあっては、後悔もできなくなってしまいます。

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