メンタル

2017/02/10

年を取ってイライラしがちになったのは精神的な病気?

年を取ってイライラしがちになったのは精神的な病気?

年を取るごとにイライラが募りやすくなった…。そんな自分に嫌気がさしてしまう。今回の相談者さんの悩みは情緒不安定になってしまったのは精神的な病気なのかということです。専門家に原因と対策についてお聞きしました。

30代男性からの相談:「年齢を重ねて情緒不安定になってしまいました」

年をとってから、感情の起伏が激しくなってきた気がします。
それも「哀」「怒」といった、マイナスの感情だけより強く表してしまうようになりました。子供がちょっと悪さをすると怒鳴りつけてしまったり、イライラしているときはより激しく怒ってしまったりして、後から悪いことをしてしまったと後悔しています。
妻からも「最近どうしたの?」と心配されることが増えました。自分ではどうしたのかうまく言い表せません。
これはただのストレスなのでしょうか? 何か精神的な病気なのでしょうか?

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>>情緒が不安定ですが、これは一過性のものなのでしょうか?

年齢を重ねてイライラしてしまう原因と対策

専門家によれば、イライラしてしまう理由とその対策についてお聞きしました。

イライラする原因には、ストレスの蓄積、更年期障害、うつ病、疲労の蓄積などの精神的要因で発生している場合と肝臓や甲状腺といった体の病気の1つの症状として起こっている場合の2つがあります。(医師)
相談内容からは明確に判断できませんが、健康診断で異常を指摘されたことがなく、自覚されておられる症状が感情の起伏だけであれば、精神的な要因によるものの可能が高いように思われます。(医師)
まずは、ぬるめのお風呂にゆっくり入るとか、深呼吸をしながら力を意識的に抜くようにしたりしてみるとか、静かな空間で落ち着く時間を設けるなど気持ちをリラックスさせ、ストレスや疲労の軽減を図ってみることを行ってみるといいかと思います。(医師)

>>男にもある更年期障害について知ろう

イライラしないためのアンガーマネジメントとは?

専門家からはイライラしないための怒りの管理=アンガーマネジメントについてお聞きしました。心の持ちようでイライラしづらい状態を手に入れられるかもしれません。

年齢を重ねるにつれて、感情の起伏が激しくなってきたのですね。それは、年齢を重ねるとともに、仕事や家庭での役割が自分の思いや意欲だけでは通らなくなることが多くなるためだと思います。30代後半となると、上司と部下との間に挟まれたり、取引先との交渉を自分が中心に行うことが多くなる世代ではないでしょうか。(心理カウンセラー)
我慢しなければ、しっかりと業績を残さなければと、知らず知らずに我慢と疲れをためてしまうことがあります。ですが、人には我慢に対するキャパシティーがあり、どうしても我慢や疲れのイライラや辛さ、ストレスが家族という身近で自分を一番わかってもらいたい相手に向かって吐き出されてしまうことがあります。今のままストレスを溜めてしまうと、さらにイライラや気持ちの落ち込みがたまってしまうことにもなりかねません。(心理カウンセラー)
仕事と家庭だけの往復だけでなく、通勤時にウォーキングや散歩を取り入れたり、昼休みには会社から離れた場所で一息つく、休みは仕事のことを忘れるなどを意識してみてください。空を見る、自然を感じるだけでも、心の持ちようは変わっていきます。(心理カウンセラー)
仕事でストレスがたまり疲れた時は、残業しないで帰ることや有給で休むことをおすすめします。あなたを一番守ってくれるのは、職場ではなく、家族だということも忘れないでほしいと思います。(心理カウンセラー)

>>怒りを鎮める方法は?

イライラしてしまう自分に後悔してしまうというのは、大きなストレスです。日々イライラしないためには、まず一呼吸置くなど、自分の行動を客観的に見つめ直すことも必要かもしれません。専門家によるアンガーマネジメントも参考に心に余裕を持った毎日を過ごしましょう。

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