健康

2017/02/09

もうフケに悩まない! 清潔感を手に入れるための予防対策とは?

もうフケに悩まない! 清潔感を手に入れるための予防対策とは?

服装や髪形、体臭などに気をつかっているのに、着ているスーツの肩に白いフケが落ちていれば、せっかくの清潔感は台無しです。しかし、フケを予防するにはどうすればいいのでしょう。今回は、フケとはそもそも何なのか、その原因やフケのタイプ別の予防策などについて詳しくご説明しましょう。

フケを出さないためにできること

乾性フケを防ぐ対策としては、パーマやカラーリングをしている人は、一旦それらを中止することをおすすめします。シャンプーや育毛剤も同様で、以前使っていたものから変更した途端にフケが出るようになったという人は要注意です。

それらが肌に合わないことで皮膚が乾燥し、フケが出ている可能性があるので、前使っていたものに戻したり、肌に優しいタイプのものを使うことで頭皮の炎症を防ぎましょう。

また、肌の水分が逃げないようにシャンプー時はあまり肌をこすりすぎず、刺激を少なくすることも大切です。乾燥が酷い場合には、洗髪後やカラーリング、パーマの後には頭皮専用の保湿ローションで頭皮ケアをするのもいいでしょう。

脂性フケの予防策としては、食生活の見直しをすることが重要です。普段、揚げ物やケーキなどの脂肪分を多く含む食べ物をよく食べるという人や外食が多い人は、それらを控えてみましょう。

それにより、頭皮から出る皮脂量も減り、頭皮がベトベトせず正常な状態になることで炎症を防ぐことができます。汗をかきやすい人は、洗髪をまめに行ったり、帽子を長時間被らないようにしたり、頭皮に汚れが溜まらないように、そして蒸れすぎないようにするといいでしょう。

>>対策をしたのにフケが増えたのはなぜ?

そもそもフケってなに?

フケとは、簡単に説明すると頭皮からはがれ落ちた皮膚の角質です。人の肌はターンオーバーの機能により、頭皮に限らず常に生まれ変わっているもので、その度に古くなった角質はポロポロとはがれます。

通常、ターンオーバーではがれ落ちる角質はとても小さく、肉眼で見ることはできません。しかし、ターンオーバーが正常に行われていないと、そのはがれる角質は大きくなり、目で見える程の大きさになります。これがフケです。

頭皮は自分で見ることが出来ず、皮膚炎などの地肌のトラブルに気がつきにくいものですが、フケは頭皮のトラブルのサインでもあります。

フケには2つの種類がある

フケのタイプは2種類あります。1つは乾性フケ、そしてもう1つが脂性フケです。

乾性フケは頭皮が乾燥している人に起こりやすく、フケの質もカサカサ、サラサラと乾いています。これは肌が乾燥している人に出やすいフケで、頭皮に痒みを感じることがあります。

脂性フケは比較的湿った感じのフケです。頭皮を掻いた時などに、爪の間に挟まるような、少し湿気の混じったフケがそれにあたります。これは、もともと女性より皮脂量が多い、男性によく見られるフケの症状といわれています。

フケが出る原因

乾性フケの原因は頭皮の乾燥です。その乾燥の原因の1つとして、シャンプーや育毛剤、パーマ液やカラーリング剤などが合わないことが挙げられます。

それらの薬品の成分が肌に合わない、あるいは、シャンプーの洗浄力やパーマ液、カラーリング剤の刺激が強すぎることで、肌に必要な皮脂が落ちてしまいます。すると、肌の水分が逃げて乾燥を引き起こしフケに繋がるのです。

また、頭をよく掻く癖がある人も、頭皮が荒れやすいので、このタイプのフケが出やすくなります。ストレスや栄養不足など、生活習慣も頭皮が乾燥する原因をつくります。これらが血行を悪くするため、頭皮に充分な栄養が届かなくなります。

食事の栄養分がかたよることも、頭皮の栄養不足を招きます。栄養が足りないと、顔だけでなく頭皮にも肌トラブルが発生しやすくなり、フケが出てしまうのです。

一方、脂性フケの原因としてあげられるのが、脂肪分の過剰摂取です。食事で脂肪を多く取っていると、頭皮の皮脂の分泌が過剰になり、頭皮に炎症が起こります。

また、帽子で蒸れたり、汗をかいた肌を放置していたり、シャンプーでの洗髪が充分でないと、頭皮に余分な脂分や汚れが溜まりやすくなり、脂性フケの原因となります。

フケから考えられる病気とは?

フケのタイプが脂性フケであるという場合、脂漏性皮膚炎が原因となっていることがあります。この皮膚炎は頭皮だけではなく、顔にも起こります。

頭皮だけに脂漏性皮膚炎を発症している場合、フケがカサカサと乾燥していたり、特にかゆみなども感じなかったりするケースもあり、この病気がフケの原因となっていることに気づかない場合もあります。

この病気の原因になるのはマラセチア菌で、この菌は正常な人の頭皮にも存在していますが、脂性フケの症状が出ている人には正常な人の倍近く存在しているといわれています。

マラセチア菌は脂性フケの原因となる脂漏性皮膚炎を引き起こすといわれていますが、そのメカニズムは未だはっきりと分かっていません。

ただ、有力な説としてはマラセチア菌が脂肪酸をつくり出す時に、皮脂に含まれる中性脂肪を酵素で分解します。その酵素が皮膚に炎症を起こす原因となり脂漏性皮膚炎を発症させるといわれています。

マラセチア菌が原因である脂漏性皮膚炎によって発生するフケの予防対策は、マラセチア菌が餌としている中性脂肪を減らすことです。

食事の脂肪や糖分を控えることで、頭皮から出る中性脂肪を防ぐことができます。なるべく脂っこいものや甘いものを食べないようにすることをおすすめします。

この菌を予防するためのフケ用シャンプーやローションを使用することをおすすめします。

>>脂漏性皮膚炎でハゲになる?!

まとめ

フケのタイプには乾性と脂性の2つがあり、それらは日々の生活習慣のなかで食事や頭皮のスキンケア、洗髪方法を変えるといった方法で予防することができます。しかし、脂漏性皮膚炎のような自分では気がつきにくい病気にかかっている可能性もあるので、症状があまりに重い場合や、自分で治療することが不安なら、皮膚科などの病院に相談することをおすすめします。

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