グレープフルーツと薬を一緒に摂ってはいけない理由

  • 作成日:2017.02.11
  • 更新日:2017.02.06
健康

グレープフルーツと薬を一緒に摂ってはいけないという注意書きを読んだことがありませんか? なぜ薬とグレープフルーツは一緒に摂ってはいけないのでしょうか。そこには、命に関わる危険性もあると専門家はいいます。

30代男性からの相談:「なぜ薬とグレープフルーツは一緒に飲んではいけないのですか?」

私は現在病院から処方されている薬を数種類飲んでおります。
お薬手帳によく書いてある注意事項の欄に、グレープフルーツなどと一緒に服用しないでくださいと書いてあります。なぜグレープフルーツなどと一緒に服用したらいけないのでしょうか?
副作用が出る事例が報告されているのでしょうが、実際どのような副作用の事例が報告されているのでしょうか?
普通グレープフルーツで薬は飲まないですが、気になりましたので教えていただきたいと思います。

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>>食事をとっていない時の薬は飲むべき?

グレープフルーツと薬が一緒になるとどうなるのか

専門家に薬とグレープフルーツを一緒に摂ることの危険性について教えていただきました。

薬は体内に吸収されたあと、身体がもつ代謝酵素によって分解・代謝され、次第に効き目を失い、体外に排出されていきます。グレープフルーツには、その代謝酵素の働きを邪魔する成分が含まれているのです。(薬剤師)
グレープフルーツの成分によって代謝酵素が邪魔されてしまうと、薬の分解・代謝が遅れ、薬の効果が強く出すぎてしまい、副作用となって表れてしまいます。薬の種類によっては、呼吸困難や痙攣、命に関わる副作用となる場合もある、とても深刻なものです。(薬剤師)
例えば、血圧を下げる薬であれば、血圧が下がりすぎてしまいます。(薬剤師)

>>ところで、降圧剤に副作用はあるの?

グレープフルーツだけじゃない! 薬を飲む時に注意が必要なフルーツとは

専門家からはグレープフルーツ以外にも薬を飲む際に気をつけなければならないフルーツがあるといいます。しっかりと覚えておきましょう。

これには、肝臓での薬の代謝に関わる酵素が関係しています。肝臓で薬が代謝される際、チトクロームP450(略してCYP)という酵素によって代謝されるものがあります。このCYPにはいくつかのタイプがあり、グレープフルーツに含まれている成分フラノクマリン類には、CYP3A4というタイプの酵素の働きを弱める作用があります。(薬剤師)
そのため、CYP3A4で代謝される薬とグレープフルーツを一緒に服用すると、薬の代謝が滞り、血液中の薬の濃度が高くなって、それぞれの薬の作用が強くなり、副作用が出やすくなります。(薬剤師)
グレープフルーツの影響は、摂取から十数時間持続するともいわれていますが、薬との相互作用を避けるためにはどれくらい時間が必要かは一概には言えません。そのため、グレープフルーツが影響する薬を服用されている場合は、お薬を服用している期間中は避けるようにしてください。(薬剤師)
CYP3A4を阻害する作用は、グレープフルーツジュースだけでなく、果肉や果皮にも含まれているといわれていますので、注意が必要です。(薬剤師)
グレープフルーツ以外でも、スウィーティーや夏みかん、八朔、いよかんなども影響を及ぼすといわれています。逆に、オレンジやみかんなどは、影響を及ぼさないとされています。(薬剤師)

薬の注意書きに書かれている内容を何気なく読み飛ばしている人もいるかもしれませんが、体内に取り入れる以上しっかりと確認しておきましょう。特に、グレープフルーツは場合によっては生命の危機に至ることもあるようです。薬を飲む際には注意しておきましょう。

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