薬を水以外で飲むと起こるデメリットとは?

  • 作成日:2017.02.06
  • 更新日:2017.05.19
健康

薬は水で飲むべきだといわれますが、水以外のもので薬を飲むと具体的にどのような影響が出るのでしょうか。今回は薬剤師の方にそのデメリットについてお聞きしました。

30代男性からの相談:「薬を飲む時、水とそれ以外ではなにが違う?」

薬は水で飲まないといけないとよく聞きますが、お茶など他の水分で飲んだ場合何か違いがあるのでしょうか?
素人考えでは水もお茶も変わらないんではないかと思ったりするのですが、実際はどうでしょうか? 私は今まで薬はお茶で飲むことが多く、家族から水で飲まないといけないんじゃないと指摘されこのようなことを考えるようになりました。
何か問題があるなら改善しようと思うのでアドバイスありましたら教えていただきたいと思います。

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水以外で薬を飲むと起こるデメリットの一例

薬剤師の方に水以外で薬を飲むことで起こるデメリットの一部について解説していただきました。これはほんの一例ですので、もし服用している薬があったら、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみるといいでしょう。

貧血の時に処方されるお薬に鉄剤があります。この鉄剤はお茶やコーヒーに含まれるタンニンという成分と結合し、タンニン酸というものに化学反応を起こして変化します。すると、鉄剤の吸収が妨げられ、効果が弱くなってしまうのです。(薬剤師)
緑茶やコーヒーなどカフェインを含む飲料で薬を飲むと、カフェインと同じ仲間に分類される成分を含む薬(風邪薬や咳止めに配合される気管支を拡げる薬)の作用を強めて、眠れなくなったり、ふるえ、不整脈などを起こしやすくなります。(薬剤師)
抗生物質の中には、牛乳と一緒に服用すると、牛乳に含まれるカルシウムと薬がくっついてしまい、効果が落ちてしまうものもあります。スポーツ飲料もミネラルと薬がくっついて吸収が悪くなって効果が落ちる場合があります。グレープフルーツは薬の代謝を妨げて、薬の効果が強くなりすぎたりということもあります。アルコールは、多くの薬に影響を及ぼすため、一緒に服用してはいけません。(薬剤師)

薬を飲むのに最も適した飲み物…水

飲み物に含まれる成分が薬の効果を増減させたり、副作用を引き起こすきっかけになってしまいます。そう考えると、薬を飲むときには水が最も適しているといえます。

薬の成分によっては、お茶の成分と反応し、薬の吸収や効果が阻害されてしまうものがあります。そのため、一般的に薬は水で服用するよう指導されています。(薬剤師)
すべての薬がお茶など他の水分で服用するとよくないということではありませんが、薬の中には、お茶や牛乳などで服用すると、薬の吸収や効果に影響を及ぼしてしまうものがあります。そのため、薬は何の影響も及ぼさない水で服用されるのが一番よいのです。(薬剤師)
薬を飲む時だけを気をつけるのではなく、その薬を飲む前後も気をつけるようにしましょう。ただし、神経質になりすぎて薬を飲むことを避けるのもいけませんので、それぞれの飲み合わせが問題ないか、処方された際に薬剤師に確認してみましょう。(薬剤師)
かといって、水なしで服用可能な薬以外を水なしで服用すると、のどや胃壁に薬がくっついてしまい、潰瘍などを作る原因となりますので、必ず、コップ1杯の水やぬるま湯で薬は飲みましょう。(薬剤師)

>>ついでに飲み忘れを防ぐ工夫についても押さえておきましょう

つい手元にある飲み物で薬を飲んでしまいがちですが、何気ない行動が大きなトラブルの引金になってしまう可能性があります。面倒くさがらずに水で薬を飲むようにしましょう。

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