メンタル

2017/02/05

子供がいないという事実で虚しい…心理カウンセラーのアドバイスとは?

子供がいないという事実で虚しい…心理カウンセラーのアドバイスとは?

これまであまり気にしていなかったのに、友人の子ども自慢を聞いていて、子供がいないことで虚しさを感じてしまったとい相談者さん。そんな心をどのように変えていけるのでしょうか。

50代男性からの相談:「子供がいない、ということが重くのしかかってきます」

私たち夫婦には子どもがいません。
若いころは子どもができないことに悩みましたが、ある段階で「子どもがいないというのが、私たち夫婦のあり方なのだ」と割り切って考えるようになり、夫婦だけの生活に、何の不満も感じないようになっていたはずでした。
ところが、同世代の友人や知人に孫ができる年齢になって、なんだか大変に虚しい気持ちになってきたのです。友達や知人がかわいい孫の話や孫自慢をするのを見聞きするたびに、自分の人生には大変大きなものが欠けているように感じられてなりません。
このまま虚しい気持ちで人生の終焉を迎えなくてはならないのかと思うと、たまらない気持ちになってしまいます。なにか、アドバイスをいただけないでしょうか。

似た質問もチェックしてみましょう

>>急に不安感、恐怖感が出てくるのは自律神経の乱れか?

子供以外にも幸福をもたらすものがあるはず

子供がいないことで虚しさを感じてしまうのは仕方のないことですが、それだけが幸福の尺度ではありません。カウンセラーは別の見方から幸せを見出すことの大切さをアドバイスしてくれました。

自分にない、他の幸せのパターンを見せられることで、損をしたような気持ちになってしまうのですね。確かに、年を重ねると小さな子供の姿は無条件でかわいいため、子供の写真は見せなくても孫の自慢をする人は多いですよね。私も子供はいませんが、ペットの写真を周囲の方に見せては自慢しているので、自分の癒しの存在を見せたい相手の気持ちは理解できます。(心理カウンセラー)
ですが、子供や孫がいるからといって、幸せなのかは別な問題です。周囲の人には幸せそうに話していても、本当は寂しい生活を送っている方もいますし、逆縁で辛い思いをする方もたくさんいます。子供や孫のことで苦しめられている人にとっては、子供がいないあなたが羨ましく思う場合もあるかもしれません。(心理カウンセラー)
あなたの人生に、子供や孫はいないかもしれません。けれど、あなたの手の中にある幸せは、他にもたくさんあるはずです。人は、今の自分の幸せを当たり前に感じ物足りなくなると、自分にないものに目を向けがちになります。手に入らないものこそが、一番大切なもののように感じてしまい、今までの幸せさえも価値がないものに見えてしまいます。ですが、あなたの生きてきた証は、子供や孫だけでは語れないものがあるのです。(心理カウンセラー)

子供がいないことでメリットに感じることを挙げるのもいい

子供がいないことで感じるデメリットよりメリットを見つけるようにすれば、虚しさを和らげることができるかもしれません。

ご友人の娘さんや息子さんにお孫さんができ、お孫さんの話を聞かされたことで「子供が出来ないのは仕方がない。子供がいない夫婦だけの生活でいい」と割り切っていたはずの気持ちが本当はほしかった子供さんへの思いが強まり、手に入らなかったものが、再び欲しくなってしまったけれど、手に入れることは不可能だと分かっているがために、むなしい気持ちが生じている状態であると思います。(医師)
こんな時は、夫婦だけの生活もそれなりに充実し楽しかったこともあったかと思いますので、子どもさんがいたら、あんな生活はできなかったな、とか、こんなことをするのは無理だったな、など、子供がいなかったからこそできたことを考えてみられてはどうでしょうか?(医師)
子供や孫がいない分、自由に使える時間やお金もあります。最期の時に、家族同士で喧嘩をする姿も見る機会がある私から言えることは、伴侶を大切にしている方のほうが、自分らしく死ぬことができる可能性が高いということです。今ある環境の中で、満足だといえる人生を目指してみてはいかがでしょうか。(心理カウンセラー)

>>自己否定→自己肯定への切り替え方とは?

子供がいないことで虚しさを感じてしまい、人生が空虚なものだと感じてしまう…。それはこれまであった沢山の喜びや笑い、幸福から目を背けてしまっている状態です。これまでの人生は素晴らしいものであったはずで、そんな人生を送れてきたことに喜びを感じてもいいのではないでしょうか。人それぞれの幸せの形があり、それを信じることが人生を豊かにするカギだといえるかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加