「忘れたい」が逆効果に…嫌な思い出から解放されるには

  • 作成日:2017.02.04
  • 更新日:2017.02.02
メンタル

嫌なことが起こった時、それをいつまでも忘れられないという悩みを抱えている今回の相談者さん。嫌なことをすぐに忘れるために、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

30代男性からの相談:「嫌な思いにいつまでもつきまとわれています」

私は嫌なことや辛いことがあると、なかなか気分転換ができず、嫌な感情だけがずっと残ってしまいます。
何十年も前のことも含めて、フラッシュバックのように嫌な過去の出来事が思い出されて忘れることができません。身体的も胃腸の不調や息苦しさを覚えることが珍しくなく、いつも苦しい思いがあります。
トラウマやPTSDといった言葉を聞きますが、このような負の感情を蓄積せずに、嫌なことをすぐに忘れるにはどうすればよいのでしょうか。

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「忘れたい」が逆効果になることも

強く残る思い出は、そのことについて考えるだけでも負担を感じてしまいます。そうならないように、専門家がすすめる方法があります。

嫌なことがあると、そのことがきっかけにさらに嫌なことが思い出されるような感覚でしょうか。怖い体験や、痛い体験は、未来の自分を守るために記憶に残りやすいといわれています。そのため「忘れたい」「思い出したくない」と思えば思うほど、その嫌な過去にとらわれ、思い出してしまうのです。(心理カウンセラー)
嫌な記憶は、負の連鎖を起こし、次々とつらい記憶や嫌な過去を思い出し、結果として体にも影響を及ぼすことになります。心と体は連動しているのです。ですが、その負の連鎖を立ち切ることができるのも、あなた自身の脳です。(心理カウンセラー)
「忘れたい」「今すぐ消したりたい」と考えることが、刺激を与えていることになるため、考え始めたら違う行動をとることが効果があります。例えば「嫌なことを思い出したら、楽しいテレビを見て笑おう」といった、自分の意識を他に向けるのです。(心理カウンセラー)
自律訓練法やマインドフルネスなども効果があり、嫌なことを考えても、そのままその記憶や思いを追わないことが大切なのです。漫画の吹き出しのように、嫌なことが浮かんだとしても、それは「過去」の感情であり、今のあなたの起こっていることでないのです。嫌な吹き出しが頭にうかんでも、今の自分が音楽を聴いたり、呼吸に意識を向けたり、何か他のことに気を向けることで、吹き出しは自然に消えていきます。(心理カウンセラー)
嫌なことが頭に浮かんだら、何か他のことを初めて嫌な吹き出しを放置してください。繰り返すうちに、思い出してもその感情にとらわれることは減ってきます。過去よりも、今と未来のあなたの行動のほうが、脳の力は強いのです。(心理カウンセラー)

言語化することで嫌な思い出を抑えることも

専門家が期待するのは言語化することによる効果です。嫌な思い出の性質から、言語化することの重要性が示唆されています。

フラッシュバックは本人の苦痛がとてもキツイものです。このような場合は、つらい思いが強い可能性があるので、表面に出すことで脳内整理ができ、自身の体験の1つだと受け入れるようになります。(看護師)
嫌な思いはよかった思い出よりも強く残ることは証明されているために、消し去るというものはとても難しいです。このような事例ですと身近な人やカウンセラーの力を借りて嫌な思い出がなぜ起こったのか原因は何だったのか、どうしたら良かったのかなど細かく分析していき整理する必要があります。(看護師)
言葉に出すことや文章に書き出すことも効果があるといわれています。いずれにしても、まわりの協力が必要なことですので嫌なことがあれば話すことをおすすめいたします。(看護師)

>>不安を解消する時にも使える「言語化」

誰もが忘れられない思い出を胸に秘めています。それが思い出したくもない嫌なものであることもあります。常に過去のトラウマが心に残り、それによって苦しめられてしまうのは辛いことです。自分の心の負担を少しでも少なくできるように、自分にできる対処法を編み出していくと晴れやかな気持ちで日々を過ごすことができるかもしれません。

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