メンタル

2017/01/26

あがり症なのに大勢の前でスピーチ…克服するための工夫とは?

あがり症なのに大勢の前でスピーチ…克服するための工夫とは?

年齢を重ねると、人前で話をする機会も増えてきます。あがり症は年齢に関係なく現れるもの。緊張してしどろもどろになり、言葉が継げなくなってしまう…。そんな状態をどのように乗り越えていけばいいのでしょうか。

50代男性からの相談:「あがり症は一生治らないのでしょうか?」

あがり症で困っています。
子供のころから神経質な性格で、人前に出ると必要以上にドキドキしてしまいます。大人になってからも基本的に変わりませんでしたが、会社の会議などは慣れるにしたがって「緊張はするけれど、問題なく発言できる」という状態にまでは成長しました。
ところが、このところ大きなパーティなどでスピーチする機会が増えてきて、昔のあがり性が復活してしまったようなのです。若い頃は「年を取れば緊張しなくなるだろう」と思っていましたが、まったくそんなことはありません。
近く、あるパーティでのスピーチをする機会があるのですが、またあの緊張感を味わうのかと思うと、憂鬱でなりません。あがり症は、一生治らないものなのでしょうか。

似た質問もチェックしてみましょう
>>緊張すると大量の脇汗が!手術以外の解消法は?

緊張をポジティブにとらえるのが大切

専門家は、相談者さんはこれまであがり症に対してしっかりと対処してきたのだと指摘しています。また、今後のためのアドバイスも頂きました。

これまであがり症に対して克服できてきていたと考えられます。その証拠に会議で発言ができることになっているのですから。(看護師)
あがり症は治るというよりも経験で感覚を麻痺させる訓練になります。(看護師)
会議と違って大規模な人の前で話すことは、緊張の度合いが違います。また、大きくなればなるほど聞いている人と聞いてくれない人が多くでてきます。この場合の対処法というよりは、経験を多く積むことで改善することが多いです。(看護師)
人前で上がらない人のほうが少ないと思います。上がることを、ポジティブに変換できるか、ネガティブに変換できるかの違いのようです。ストレスを克服した未来の自分の姿を想像するか、失敗するのではないかと不安に掻き立てられるか、そのどちらを思い描くかによるかの差が出るともいわれています。(看護師)

あがっても大丈夫にする工夫

大勢の前でのスピーチが否が応でも緊張が高まるものです。そこで、専門家に緊張しても大丈夫なようにする工夫についてお聞きしました。

あなたはスピーチをする時、何に恐れを感じていますか? 皆さんの視線が自分に集中することですか? それとも、言葉が上ずったり、言葉に詰まった時でしょうか。何によって強くプレッシャーを感じているか、見極めてみることで、緊張しないための対策も立てやすくなります。(看護師)
「完璧にこなす」ことのこだわることで、あがり症がひどくなることもあります。ですが、言葉に詰まったとして、上手に切り返しができれば、それで場が和むこともありませんか?(看護師)
まずは、上がってしまうその理由を、きちんと分析することをおすすめします。不安は、敵が分かると途端に解消できることもあるものですよ。(看護師)
他にも、習慣性を作ることも大切です。発表前に必ず行うことを作ることも大切です。また、大勢の方に対してみんなに伝えるのはとても困難なことです。会議の時のように誰に伝えたいのかなどがあると思います。大勢の前でも、ロングヘアの女性にこのことを伝える、あちらの中年の人に語りかけるなど発表する時に大勢ではなく個人的に語りかけるようなことを気をつけた場合に会議と同じような感覚になる可能性があります。(看護師)

大勢の注目が集まるシーンは日常では滅多にありません。その非日常に心が揺さぶられてしまうこともあるでしょう。気にしないようにすることは難しいでしょう。しかし、誰もがみんな同じ人間だと思うことで、少しが心に余裕が出てくるかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加