メンタル

2017/01/25

過去を悔やんで自己非否定…そんな苦しみから解放されるには

過去を悔やんで自己非否定…そんな苦しみから解放されるには

あの時ああしていれば…そんな後悔に身悶えることは誰しも経験のあることです。そんな悩みにさいなまれているというのが今回の相談者さんです。いったいなぜこのような情緒不安に襲われてしまうのでしょうか。

50代男性からの相談:「過去を後悔してネガティブになってしまいます」

このところ、昔のことや若い頃のことを思い出しては「あの時あんなことをしなければよかった」とか「どうしてあんな悪いことをしたんだろう」と反省したり後悔したりする機会が、大変に増えてきて困っています。
昔から、ややマイナス思考なところはありました。しかし、こんなふうにしょっちゅう昔を思い出しては、くよくよしてしまうことは、ここ最近のことなのです。
そして「自分はなんてダメな人間なんだ。悪い性格の人間なんだ」という自己評価をして、落ち込んでしまうのです。
これは年齢からくる一時的なことなのか、あるいは、何か精神的な病気によるものなのか、教えて下さい。

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男性更年期障害が情緒不安を起こしている?

専門家は男性更年期障害が精神の不安定をもたらしているのではないかと考えています。この場合は、心療内科での薬物治療は効き目がないといいます。

男性更年期障害というものがあります。男性も生殖機能の低下があるために男性ホルモンが減ると意欲の減退や活力が低下する原因にあります。これが進行してしまうとうつ症状が現れることがあり注意が必要です。(看護師)
男性更年期障害から進行したうつを精神科医のところで薬をもらっても治ることはありません。テストステロンの補充で症状が軽快することが多いです。この診断には、血液検査が必要となります。(看護師)
血液検査にてテストステロンが低い場合には、テストステロンの補充療法が用いられて、テストステロンに異常がない場合には、認知療法など精神的なサポートへ移るといいかもしれません。(看護師)

過去を振り返るだけでなく未来を見ることの重要性

過去を思い出して落ち込んでしまうのは珍しいことではありません。しかし、過去はすでに起こり、変えようと思っても変えられないもの。そこに活路を見出すことはできません。

今まで忙しさに紛れて置き去りにした過去に向き合い、気持ちが落ち込んでしまっているのですね。きっかけは、何があったのでしょうか。大切な人を亡くした、職場での役割が変わったなどがきっかけで、自己と向き合った時に、過去の苦い思い出を思い出すことがあります。(看護師)
マイナスの思い出は、連鎖的に似たようなマイナスの過去を思い出させます。つまり、そのネガティブな考えの枠組みを変えていかなければ、いくらでも過去の後悔から抜け出すことはできず、ひたすら自分を責めることになってしまいます。(看護師)
過去の事実は変えることはできませんが、過去の失敗を、未来に生かせる方法はいくらでもあります。悪いことをしたといって、その人に今さら謝罪しても、それは自己満足でしかありません。できることの1つとして、これからの自分の生き方で誰かに返していくことはいかがでしょうか。(看護師)
人は知らないうちに、他人を傷つけていることがあります。ですが、あなたは今そのことに気が付き、自分の生き方や人との接し方を変えることができます。過去に戻れなくても、これから出会う人に、同じ思いをさせないことで、過去の自分を許せるようになると思います。(看護師)
過去を振り返ることは、とてもいいことでありこのことをどう利用するかなどを考えるようにするなど視点を変えられるのかを考えることも大切なことだち考えられます。(看護師)

過去は未来と違い、たった1つしかありません。変えようと思っても絶対に変えることはできないのです。そうしたことばかり考えていては、前に進むきっかけをつかむことはできなくなってしまうでしょう。後ろ向きに歩いていたら何につまずいてしまうか分かりません。何にぶつかるか分かりません。つまずいたりぶつかることがまた新しい後悔や反省の種になってあなたを苦しめることになるでしょう。そうならないためにも、前を向いて歩くことが必要なのです。

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