薄毛

2017/01/11

白髪だからハゲないというウワサの真相

白髪だからハゲないというウワサの真相

白髪だからハゲないという迷信。これは医学的に見ると根拠があることなのでしょうか? 専門家にご意見を伺いました。また、薄毛の進行を食い止めるために、できることはなんなのでしょうか?

50代男性からの相談:「白髪の人は薄毛にならないというのは迷信でしょうか?」

子供の頃から若白髪で、会社に就職した頃にはもう半分くらい白髪になっていました。しかもいわゆるごま塩頭でした。30歳で結婚した頃からでしょうか、髪の毛(特に頭頂部)が薄くなってきて、嫁さんにも「ハゲ」と言われるようになりました。
それでも「白髪のせいで髪の毛が薄く見えるだけだ」と自分を誤魔化していましたが、45をすぎたあたりから「絶対にハゲだ」と思うようになりました。白髪の人はハゲにならないと信じていたのですが、それは迷信だったのでしょうか?
また、今から髪の毛を増やせないまでも、維持するにはどんなことに注意すればよろしいでしょうか?

似た質問もチェックしてみましょう
>>白髪を抜くと増えるのは本当?20代、白髪予防の生活習慣は

白髪だからハゲないわけではない

今回の迷信については、医学的根拠はないようです。それは世間一般の人を見ればわかることでもあります。

白髪の人は薄毛にならないということは、医学的に根拠がありません。白髪の方も薄毛の人はたくさんおられます。(医師)
「白髪だとハゲない」というのは迷信です。医学的な根拠はありません。世の中を見れば、フサフサで綺麗な白髪の方もいらっしゃいますが、白髪で薄毛の人も見かけることがあると思います。(看護師)

AGAの可能性がある

専門家によれば、相談者さんはAGAの可能性があるといいます。これは体内のホルモンが深くかかわっており、これに対処しなければ薄毛を食い止めることはできないといわれています。

頭頂部分の薄毛が目立つということなのでAGA(男性型脱毛症)だと考えられます。AGAはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモン関与しており、そのため生活習慣の改善や一般的な育毛剤では効果がありません。(看護師)
頭頂部や前頭部の毛髪の髪の寿命を極端に短くしてしまうので、頭頂部や前頭部が薄毛となる特徴があります。(看護師)

薄毛の進行を止めるためには

専門家から薄毛の進行を止めるためにできる日常的な工夫と、治療薬についてお聞きしました。

現在の髪の毛を維持するには、抜け毛で一番多いのは洗髪時です。対策として、シャンプーは無添加を使い頭皮にかかる量も最小にしてください。洗髪後自然に乾かしドライヤーの温風はできるだけ避けてください。(医師)
整髪料も頭皮にかからずに髪だけにセットしてください。(医師)
育毛剤の使用もいいです。髪に栄養を与えて太い髪にしていく事で薄毛予防となります。民間の施設で頭皮洗浄やチェックを行っている機関がありますので一度行ってみてください。最適な方法を教えていただけます。あとは医療機関での対処方法もありますので、専門のクリニックを受診してください。(医師)
フィナステリドという成分がAGAの進行を抑制できると医学的に証明されています。私としては効果の根拠があるものをお勧めします。(看護師)

人は信じたいことを信じる傾向にあります。これを認知バイアスといいます。街中を見回してみれば、白髪で薄毛の人は数多くいます。しかし、今回のケースでは、白髪で薄毛の人の印象がいつの間にか希薄になってしまい、白髪でハゲはいないと信じてしまうことになってしまったのでしょう。医学的に見れば、白髪と薄毛とは関連性はなく、白髪だからといって薄毛にならないわけではありません。まずは日常的に薄毛の進行を抑える工夫を試していきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加