メンタル

2017/01/11

睡眠中に身体を掻きむしってしまう癖を治したい!

睡眠中に身体を掻きむしってしまう癖を治したい!

目覚めたら知らない傷がついていた経験は珍しいものではありません。しかし、今回の相談者さんは、寝ている間に掻きむしってしまうといいます。そのせいで血が出てしまうようです。この状況をどのように克服すればいいのでしょうか。専門家からは2つの仮説が示されました。

20代男性からの相談:「寝ている時に体を掻きむしってしまう癖を治したい」

夏になると汗をかいてしまうせいか、身体を掻きむしりたくなってしまいます。
起きている間は我慢できるからいいのですが、寝ていると無意識のうちに体をひっかいてしまっているようで、朝起きると身体のどこかが血まみれになっていて爪は血だらけになってしまっています。
爪が長いからかと思い、深爪するぐらい爪を切ってもあまり効果はありませんでした。なんとか寝ている時に身体をひっかく癖をやめるための方法はないでしょうか。とても困っています。

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かゆみが起こる原因を突き止めよう

専門家による仮説の1つ目は、かゆみが睡眠環境や肌の乾燥によるものです。しっかりと原因を突き止めて、対処していきましょう。

寝ている間に、身体がかゆくて掻きむしってしまうのですね。特に、汗をかくと激しく掻いてしまうようですね。まずは、パジャマや寝具が吸湿性のいいものか、相談者さんの肌質に合っているかを確認してみましょう。寝室の風通しについてもチェックすることをお勧めします。(看護師)
睡眠環境が悪くて、寝ているうちに身体に熱がこもりやすくなっている可能性もあります。(看護師)
肌は乾燥していませんか? 肌の角質には、適切な水分と油分があって初めて外からの刺激に対処できるようになります。そのため、皮膚が乾燥していると、夜中に寝具などがこすれただけでもかゆみを誘発することになります。(看護師)
肌が乾燥気味であれば、寝る前に保湿用のローションなどをつけて寝るようにすると、皮膚が適切な水分が保たれるようになり、皮膚の掻痒感も落ち着いてきます。(看護師)
皮膚の状況によっては皮膚科を受診してみてはいかがですか? 肌質を考えたうえでの適切なアドバイスをもらえると思います。(看護師)

強迫行為を改善する必要がある

専門家による2つ目の仮説は精神面からのアプローチです。相談者さんの心に蓄積したストレスが就寝中の行為を引き起こしていると考えられます。この場合は、日常的な工夫ではなく、医師の指示に従って治療する必要があります。

掻きたくないけれども、掻かずにはいられない。自分自身でも、バカなことをしていると分かっていても止めることができない。そういった行為を強迫行為といいます。(医師)
強迫行為はストレスによって起こり、ストレスによって悪化していきます。日中は我慢できるけれど、夜の睡眠中の無意識下では、コントロールできずに、血が出てしまうほどに掻きむしってしまう行為は、強迫行為の可能性が高いように思います。(医師)
強迫行為を止める方法は我慢することですが、相談者さんの場合は寝ている時に自分の意志が及ばない状況下での強迫行為ですので、手袋をして眠り、身体が傷つくことを防ぐことはできますが、根本的な対処法はなく、強迫行為を起こしているストレスへの治療が必要です。(医師)
なるべく早めに精神科もしくは心療内科を受診し、治療することをお勧めいたします。(医師)

朝起きて不快な気分を抱えてしまうのは、精神的にも大きな負荷になってしまいます。もし相談者さんの就寝中の行為が強迫行為なのであれば、負の循環に陥っている恐れもあります。まずは、肌や寝室の状態を確かめて改善を行い、それでも効果が見られない場合は心療内科を受診するのが望ましいでしょう。

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