体臭

2014/12/06

気になるワキガ手術、その内容やリスクの心配は?

気になるワキガ手術、その内容やリスクの心配は?

制汗剤や塗り薬ではなかなか改善しないワキガの悩み。今回は、ワキガ手術に関心を寄せる男性から、手術内容やリスクについての質問です。

30代男性からの質問:「ワキガの手術とはどんなものですか?」

ワキガで悩んでいます。市販のスプレーや塗り薬などで対処していましたが、インターネットで手術という方法もあると知りました。しかし、今まで手術というものをしたことがなく、言葉だけでも抵抗があります。手術とはどのようなことをするのでしょうか?手術後に痛みなど支障はあるのでしょうか?

手術内容はワキガの程度に応じて様々。医師によって効果が異なる場合も。

ワキガの程度により手術内容は異なるようです。術後の痛みはほとんどないという一方、合併症などの可能性もあるといいます。効果や術後のリスクは医師の技量に左右されるようなので、信頼できる医師を見つけることが重要です。

ワキガの程度によって手術内容も変わってきます。脇の下を3~5cm切りアポクリン腺(汗腺)を1つ1つ確認しながら取り除く手術法は、入院の必要はありませんが、術後4~7日圧迫ガーゼを当てて過ごします。(看護師)
皮下組織吸引法は、脇の下に小さな穴を開け、そこに細い管を入れアポクリン腺、エクリン腺、皮脂腺を吸い取ります。広い範囲を行えますが、アポクリン腺の完全除去は難しく腺が残っていると再発の可能性があります。(看護師)
超音波吸引法は、皮下組織吸引法と似た手法ですが、管の先端の超音波でアポクリン腺を破壊します。全ての除去は難しく、火傷など合併症のリスクもあります。(看護師)
皮下組織削除法は、専用器具で皮下組織まで削ぎ汗腺を除去します。効果はありますが回復に時間がかかります。皮膚壊死などのリスクがあり、医師の技術により差が出ます。(看護師)
処置によっては、数回繰り返すものや、完全摘出になると、1泊程度の入院になるところもあります。個人差がありますが、術後の痛みはほとんど無いようです。しかし、脇の汗を抑えることで手や足などの発汗量が増える場合があります。(看護師)
アポクリン腺を全て取り除くのは難しく、5~10%再生する可能性があるので、臭いが今後完全に抑えられるわけではありません。(看護師)
どの手術も医師の技術力によって効果・術後の合併症のリスクが変わってきます。いくつかクリニックを回って慎重に判断してください。技術力・経験はもちろん、些細なことでも丁寧に答えてくれる医師を見つけてください。(看護師)

手術以外の治療法も。まずは専門科で相談を。

手術をしない治療法もあります。まずは専門科を受診し、保険の適用なども確認しつつ、自分に合った治療法を見つけるのがおすすめです。

ワキガ治療の前には問診やカウンセリングが行われます。症状によって、どのような治療が適切か相談しながら決めていきます。(看護師)
処置の種類には、レーザーで汗腺を燃焼させて汗を抑える方法やボトックス注射で汗を抑える方法などあります。(看護師)
治療は皮膚科、美容外科、多汗症であれば麻酔科でできますが、病院によっては保険が適応されない場合があります。事前に問い合わせると良いでしょう。(看護師)

ワキガの手術は効果が見込める一方、手術内容や医師の技量によっては合併症などのリスクもあるようです。治療法は手術以外にもあるので、まずは複数の病院を受診し、信頼できる医師の元で自分に合った治療を進めると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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