メタボリック

2014/12/03

メタボの診断基準…病院に行かずに治せる?

メタボの診断基準…病院に行かずに治せる?

最近、自分の足元が見づらくなってきた…そんな人はメタボという言葉を意識した方がいいかもしれません。ウエスト周りが何センチ以上はメタボ、とよくいわれますが、ウエストサイズだけで判断できるものでしょうか?また、病院に行かずに治療することは可能なのでしょうか?

50代男性からの相談:「メタボの診断基準について」

ウエスト周りを測ってみると90cmを超えています。 病院には行っていませんが、メタボの診断基準では90cmを超えると可能性があると聞きました。メタボの場合、治療法はありますか?運動などで何とかなるなら病院に行かずに自分で治したいです。

診断基準の基本はウエストサイズ

メタボかどうかの判断はウエスト周りの長さが基本です。そのほかには、血圧や血糖値も考慮されるようです。病気の可能性もあるため、一度病院で検査して、内臓脂肪の問題だけなら、生活習慣を見直すことで改善できるとの声があがりました。

メタボリック症候群の判断基準は、ウエストが男性で85cm以上、女性で90cm以上とされます。これに該当する場合、糖尿病や高血圧、高コレステロールなどの病気がある可能性もあり、一度病院で検査された方がよいです。その結果、内臓脂肪が多いだけなら定期的な運動と食生活の改善で現在の状態を改善することは可能です。(看護師)
メタボ診断はウエスト周りが大きいだけで診断されるわけではなく、内臓脂肪量に加え、高血圧、高血糖、高脂血症のどれかがあれば、診断されます。(看護師)

血圧や血糖値などによって対策は変わる可能性も

ウエストの長さだけではなく、血圧や血糖値なども診断基準になってきます。よって、メタボ症候群の場合は、ただ痩せるだけではなく、他の診断基準を加味した対策をする必要がありそうです。

治療法としては運動、食生活と生活習慣の見直しが大事です。高脂血症か、高血糖あるいは高血圧かによっては食事内容も違いますし、薬での治療も必要な場合もありますので、できれば病院を受診してください。(看護師)
高脂血症ならば、バターやバターを多く使った洋菓子やパン、牛、豚肉の脂身など高脂肪、動物性脂肪を控え、他の食品とバランスよくとることが大切です。オススメは大豆製品、水溶性食物繊維を含む、キャベツ、サツマイモ、ゴボウ、アボカド、枝豆、昆布やひじきなどの海藻類、りんご、ミカンなどです。あさりや帆立に含まれるタウリンや、魚に含まれるDHAも効果があるといわれます。(看護師)
酢にはコレステロールを下げる効果があり、黒酢やりんご酢が推奨されていますが、強い酸性のため、とり過ぎると胃腸や食道粘膜を傷つけることがあります。赤ワインやコーヒーに含まれるポリフェノールもコレステロールを抑えますが、やはりとり過ぎには注意が必要です。(看護師)
運動はジョギング、サイクリング、水泳、ウォーキングなどの有酸素運動を1回30分、週3回以上、できれば毎日行いましょう。食事はよく噛んでゆっくり食べ、食べ過ぎないよう気をつけて。脂肪、塩分を控え、野菜や果物など食物繊維の多い食事を心がけましょう。睡眠をしっかりとることも大切です。(看護師)
規則正しい生活、禁酒禁煙を心がけ、毎日、ウォーキングや軽い運動をしましょう。(看護師)

メタボの診断はウエストサイズだけでなく、総合的に判断されるようですね。基準値は健康な身体の目安といえそうです。基準値を超えると病気の可能性もありますから、一度病院で検査しましょう。身体を動かしたり食事を制限するだけでもウエストサイズは解決するかもしれませんが、他の基準で異常がある場合は、それぞれにあった対策をするようにしたいですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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