健康

2017/01/01

喉や胃が焼けるような感覚に…もしかして慢性胃炎が悪化してる?

喉や胃が焼けるような感覚に…もしかして慢性胃炎が悪化してる?

胸やけで悩んでいるという相談者さん。慢性胃炎を診断された過去もあり、それが悪化したのではと考えています。この胸やけの正体について専門家に聞いてみました。

40代男性からの相談:「食道に焼けるような感覚…慢性胃炎が悪化しているのでしょうか?」

ここ数年健康診断で慢性胃炎と診断されています。自分では特に胃が痛む訳ではなく、ずっとほったらかしにした状態です。
ところが、最近、胃ではなくおそらく食道だと思うのですが、そのあたりがしばしば焼けるような感覚になることがあります。痛みはなく胸焼けのような症状です。これは、慢性胃炎が悪化しているのでしょうか?
タバコは30歳まで吸っていましたが、今は吸っていません。お酒は毎日焼酎で2合ほど飲んでいます。

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食生活を見直すと、胸やけは治るかも

相談者さんの症状は逆流性食道炎の可能性も考えられます。これを改善するためには、食生活を見直す必要があります。

胸やけは、慢性胃炎から起きていることも確かに考えられます。長期間にわたり慢性胃炎の状態が続いたことで、胃の粘膜がただれて、胃の動きが鈍くなってしまいます。そうなると胃酸が溜まりやすくなり、その胃酸が飲酒や食生活で逆流して、逆流性食道炎を起こしている状態であることも考えられます。(看護師)
食道や胃が焼けるような感じがする症状に多いのが、逆流性食道炎という病気です。胃と食道の境目の筋肉が弱くなっていて、胃酸が逆流しておきます。年齢からも可能性はあります。(看護師)
消化のよい食事をして、刺激物をさけるようにすることが必要です。脂肪分の多い食事をすると胸やけがひどくなります。肉類や揚げ物は控えめにしましょう。慢性化してしまうといつも逆流する胃酸が刺激となって咳がでたり、他の粘膜が胃酸で荒れるようになってきます。(看護師)

食生活の改善で治らなければ、医療機関へ

食生活を変えることで症状に変化はあるかもしれません。しかし、それでも、効果が見られなければ医師の指示を受けるのがいいでしょう。検査をすることで原因が分かれば、どのような対策を講じればいいかわかります。

胸やけが食後だけでなく、起床時にあり、吐き気が起きている場合や、胸やけが長時間続くようなことが起きているようであれば、飲酒は控えて、一度内科に受診してみてはいかがでしょうか。(看護師)
胃炎も初期では自覚症状がありませんが、ひどくなると胸やけや吐き気が起き、背中の痛みや食事中や食後に痛みが起きることもありますし、食事がとれないような状態になることもありますので、注意してください。(看護師)
食事の改善で治らない時は、受診することをお勧めします。市販の薬では効かない場合も多く、処方薬の方が効果はあります。また、他の病気の可能性もあるので胃カメラの検査を一度受けてみると安心です。(看護師)

相談者さんは飲酒の習慣からも逆流性食道炎の可能性があります。まずは、日々の習慣を改善してみましょう。ですが、より早く改善したい場合は医療機関を訪ねるのが得策です。自分の身体に何が起こっているのか知ることで不安やストレスがなくなり、自然と症状も回復していくかもしれません。

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