口臭

2014/11/27

ピロリ菌が口臭の原因か? 口臭の原因と検査の仕方について

ピロリ菌が口臭の原因か? 口臭の原因と検査の仕方について

歯磨きや洗口液など、いろいろ対策しているにもかかわらず、改善されない口臭。ピロリ菌が原因ではないかと思いあたり、確かめる方法を知りたいという男性からの相談です。

40代男性からの相談:「ピロリ菌と口臭の関係」

口臭が気になると指摘されたのですが、何をしても改善されません。歯磨きも毎日しています。歯磨き後には、マウスウォッシュも使っています。ピロリ菌が口臭の原因になることがあると聞いたのですが、本当ですか?自分がかかっているかどうかどうしたらわかりますか?宜しくお願いします。

ピロリ菌を疑う前に、見なおしておくべきこと

ピロリ菌が原因ということは、考えられないことはないですが、口腔衛生や生活習慣が原因の可能性が高そうです。

ピロリ菌はアンモニアの膜で胃酸から自分を守りますので、そのアンモニアが口臭の原因になるという可能性もあります。しかし口臭の原因のほとんどが、虫歯や歯肉炎、歯垢などの歯や歯肉の問題や舌苔(舌に生える苔)、唾液の分泌の低下などです。まず歯科で歯の検診を受けられることをお勧めします。(看護師)
唾液の分泌の低下には、唾液腺(耳の下から顎にかけて)をマッサージしたり、よく噛んでたべたり、口が乾燥しないよう、こまめに水分をとるなどあります。ストレスや疲れも口臭の原因になりますから、規則正しい生活を心がけ、運動や趣味でストレスをためないようにしましょう。(看護師)
食生活では、夜遅い時間の食事は避けてください。また、臭いの強いものや、脂肪を含む食品や動物性脂肪は消化が悪く、翌日まで臭いが残ったり、胃がもたれたりしますから、夜は控えます。繊維質を含むものや、生野菜、リンゴやナシ、パイナップルにも口臭予防効果がありますし、レモンは唾液を分泌させ、口の中をさわやかにします。(看護師)
また、便秘しないよう、乳製品をとって、腸内環境を整えることも必要です。喫煙、飲酒も口臭の原因です。(看護師)

ピロリ菌の検査自体は簡単

内科を受診する、あるいはセルフ検査キットを利用するなど、自分がピロリ菌を持っているかを調べる検査は手軽にできるようです。

歯や歯肉に関する問題がない場合は、ピロリ菌や呼吸器・消化器系の問題が考えられますので内科を受診して下さい。ピロリ菌の検査は呼気法といって吐いた息を取るもので、簡単にできます。(看護師)
生活習慣を見直してからでもいいかと思いますが、気になるようでしたら、胃腸の検査も受けて、原因が分かればいいと思います。ピロリ菌の検査は、病院以外では自分で血液や便を採取し(採取キッドがあるようです)、メーカーに輸送し、数日後に結果がわかる方法もあります。(看護師)

何をやっても改善されないように思える口臭、本当に憂鬱なものです。ピロリ菌が関係している可能性も否定はできませんが、まずは主要な原因を徹底的に排除し、それでも問題が解決しない場合にピロリ菌を疑っても遅くはないでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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