体臭

2014/11/28

そのケア法、本当に合っている?正しいワキガの対策法とは。

そのケア法、本当に合っている?正しいワキガの対策法とは。

毎日しっかり洗って制汗剤などを駆使していても、なかなか改善しない脇の臭い…今回は、脇の臭い対策に悩む男性からの質問です。

30代男性からの質問:「ワキガの対策について」

脇の臭いで悩んでいます。先日、娘からも臭いと言われ、ショックを受けています。日頃からデオドラントスプレーなどが手放せません。毎日しっかりと洗い、消毒用のアルコールスプレーで手入れもしておりますが、このような対処で良いのでしょうか?なかなか改善しませんので、何か良い方法や対策などありましたら教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

間違ったケアで効果が出ていない場合も。正しいケア法の見直しが重要。

毎日脇を清潔にして制汗剤などで対策をしているつもりでも、ケアの仕方によっては、効果を半減させている場合もあるようです。正しいケア用品の使い方やケアのタイミングなど見直してみるのがおすすめです。

ワキガの原因は、脇の下の汗腺からの皮脂を含んだ分泌物によるものです。清潔にされていても、汗をかくと同じことです。もともと汗に臭いはありませんが、時間の経過によって分泌物に雑菌が繁殖し、臭いを発生させます。ですから、汗をかいたらこまめにふき取ったり、汗のついた服はできれば取り替えるようにしましょう。(看護師)
デオドラントスプレーを使う場合は、完全に汗を拭き取ってからにしましょう。脇毛は剃るか短くして、通気を良くしてください。身体を洗った後は、脇の下を乾燥させておくことも大切です。水分が残っていると、菌が繁殖しやすくなります。(看護師)
デオドランドスプレーはAG(銀イオン)が含まれたものを選ばれるといいと思います。(銀の殺菌効果を利用し汗の原因菌の除去も目的としています)スプレーのみでなく拭き取りシートとしても販売しています。抗菌・消臭用の塗る制汗剤もあり、仕事前や汗をかく前、肌が清潔な時に使用することで効果が持続します。(看護師)
脇パッドは黄ばみだけでなく、汗を吸収してくれるので臭いを防いでくれます。(看護師)

食事や運動による対策法も。それでも改善しない場合は専門科の受診も検討を。

食事や運動など、生活面からできる対策法もあるようです。それでもなかなか改善しない場合は専門科を受診して、汗を抑える治療も検討してみると良いでしょう。

動物性脂肪の多いもの、脂っこいもの、辛いものを食べ過ぎると、汗腺を刺激し臭いの原因となる汗を発生させやすくします。野菜、ゴマ、納豆、豆腐、味噌汁など(ビタミンA、C、Eを多く含む食品)を意識して摂ってください。ビタミンCには抗酸化作用があり、分泌物が酸化して臭いを発生するのを抑える働きがあります。一方、喫煙はビタミンCを破壊し、抗酸化作用の働きを阻害するので、禁煙をおすすめします。(看護師)
汗をかかないように水分を控えるのではなく、水分を摂って汗をかくようにしてください。水分不足ですと汗が凝縮され、臭いが増強されます。(看護師)
有酸素運動・半身入浴を行い発汗を促すことで、内側からの老廃物排出を促し、臭いの軽減にもつながってきます。(看護師)
日常生活に支障をきたす場合は、外科的な治療も可能です。皮膚科や美容外科で、レーザーで汗腺を燃焼させたり、ボトックス注射によって汗を抑える処置をします。また、手術で完全に汗腺を取り除くこともできます。症状によって治療法は違いますし、数回繰り返す場合もあります。美容外科など、病院によっては保険が適応されない場合もありますから、事前に問い合わせたほうがいいでしょう。(看護師)

ケアしているつもりでなかなか改善しない脇の臭い、その原因は間違ったケアの仕方にもあるようです。また、毎日の食事内容や汗をかかない習慣が臭いを引き起こしている場合も。正しいケア法や臭いの一因となる生活習慣を見直すことで、改善も期待できそうです。皮膚科や美容外科では汗を抑える治療もできると言います。日常ケアだけでは改善せず、生活に支障がある場合は、専門科の受診も検討してみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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