体臭

2016/12/05

足が臭くてたまらない! 自分でできる改善方法や病院での治療法って?

足が臭くてたまらない! 自分でできる改善方法や病院での治療法って?

夏は高い気温、冬は気密性の高い靴を履くため、一年中靴の中は蒸れやすい状態が続いています。そうなると、当然気になってくるのは足のニオイ。自分で直接嗅ぐ機会が少ないため、普段余り気にしないものですが、酷い場合には、靴を脱ぐと周囲の人に迷惑を掛けることも。出来れば、そんなことは避けたいものです。

ここでは、やっかいな足の臭いについて、原因や対策を説明していきたいと思います。

足の臭いの原因

足が臭う原因は、足に菌が繁殖・増殖しているためだとされています。皮膚には、もともと常在菌が存在しており、それ自体は皮膚やニオイに悪影響を与えるようなものではありません。むしろ、常在菌が外部から来る悪性の細菌を退治してくれるのです。

しかし、その菌も繁殖し過ぎれば、汗の水分や成分、皮脂、角質などを分解する過程でニオイを生じさせてしまいます。汗・皮脂・角質は、菌が繁殖するためのエサにもなりますので、悪循環に陥ることになります。

水虫菌がニオイを放っているという誤解があります。足が臭くなる状態と水虫が発症しやすい状態が重なっていることでそのような誤解が生まれたのでしょう。

水虫によって足がグジュグジュした状態になりやすいこと、水虫菌と戦うための分泌物がエサになり、雑菌の繁殖を促すことから生じています。水虫菌がニオイを放っているのではなく、水虫になったことで足の裏の環境が常在菌を繁殖させてしまうのです。これがニオイの原因となっています。

菌が繁殖する原因には以下のようなことが考えられます。

・靴

素材自体が通気性が悪かったり、日中ほとんど靴を履いていたりすると、靴の中の温度や湿度が高いままになり、蒸れやすくなります。このような環境では足の裏に汗をかきやすく、皮脂が多くなりますので、雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

同じ靴をずっと履き続けていることも、靴の中で常に雑菌が繁殖しやすくなるので、ニオイの原因となります。合わない靴を履くことで、そのストレスから足に汗をかきやすくなるということも考えられています。

・靴下

靴同様に蒸れやすい素材だったり、同じ靴下をずっと履いていたりすると、蒸れたり雑菌が繁殖しやすくなったりします。

・足

足そのものが不衛生であったり、汗をかきやすいと、雑菌が繁殖しやすくなります。皮脂や角質が大量にあったり、汗の水分や成分が多いことは、雑菌のエサや繁殖条件の良さにつながるからです。

雑菌の繁殖を招く環境が足のニオイの原因になっていますが、人によっては、体臭そのものが強い場合もあります。このような場合には、それが足のニオイの原因になったり、悪化させたりすることにもつながります。

多汗症や糖尿病なども、足のニオイの原因となることがあります。多汗症は大量の汗、糖尿病は免疫機能の低下が、皮膚の雑菌を増殖しやすくしてしまうのです。

自分でできる足のニオイの改善法

・靴に関する改善

通気性の良い素材の靴を履くようにしましょう。洗えるような靴は洗い、洗えない靴はよく乾燥させます。日常的に靴用の殺菌・消臭スプレー、殺菌力のあるインソールなどを使用することも、雑菌の繁殖を防ぐことにつながるでしょう。

同じ靴をずっと履き続けないようにすることや、1日中靴を履き続けることは避け、何度か靴を脱ぐ機会を設けるなどの工夫も必要です。職場などでは、サンダルタイプの靴に履き替えるのも、効果的な対策です。

・靴下に関する改善

通気性の良い素材のものに切り替えたり、毎日取り替えることが重要です。靴を履く時に身につける靴下と室内で履く靴下を別にしたり、5本指タイプなどを使用すると、蒸れをある程度防ぐことができます。消臭効果のある素材を使用した靴下を履くもいいでしょう。

・足の環境を改善する

毎日、長時間靴を履いた後には必ず足を洗いましょう。汗をかいたり蒸れたりした時は、殺菌成分の入ったボディソープなどで念入りに洗うようにしましょう。

重曹を溶かした重曹水に足を浸すことで、足のニオイを解消することもできます。アルカリ成分が酸っぱいタイプのニオイを中和することに役立ちます。食用の重曹を使うと皮膚にも優しいです。

ミョウバンを溶かしたミョウバン水も、殺菌効果や消臭効果があります。ミョウバン水は酸性ですので、アンモニアなどのアルカリ性のニオイを中和できます。重層とミョウバンを併用しするのも効果的ですが、混ぜてしまうと効果が中和されてしまうので注意しましょう。

角質が厚くなる前に削っておくことも、雑菌のエサになることを防ぐ対策となります。やりすぎるとかえって雑菌が入り込んだりして、皮膚に悪影響を与えますので、あくまで適度にとどめるといいでしょう。かかとなどの角質化を防ぐための保湿を目的としたスキンケアは蒸れないように気をつけましょう。

・体臭自体の改善

肉食などを少なくする、食生活の改善が中心となります。

足のニオイの治療法

足のニオイで病院へ通う必要はありません。しかし、病気が原因だったり、ニオイが悪化している場合には治療が必要となることもあります。

・水虫

市販薬でも治療出来ることもありますが、皮膚科に通院して治療する方がベストです。塗り薬や服用タイプの薬などで治療します。

・多汗症

原因となる精神面や体質面などによっても治療が変わります。薬の塗布、服用、手術など、状況に応じて治療がなされます。

>>汗が止まらない! 多汗症と汗っかきの違いってなに?

・糖尿病

糖尿病自体の治療を行います。食生活の改善やインスリンの投与などが、治療法として考えられます。

>>糖尿病って治らないの?ドロドロ血が血管を詰まらせる

・内臓疾患などの免疫機能を低下させるもの

糖尿病同様、皮膚の雑菌が繁殖・増殖する原因となりますので、こちらも治療が必要となります。

足のニオイの予防方法

足のニオイがきつくなる前に予防することも重要です。

・とにかく足を清潔にする

これが一番大切なことです。雑菌自体を減らしたり、雑菌のエサを少なくすることが、悪臭の予防になります。汗をかいたら、出来るだけすぐに足を洗い、乾燥させます。特に足の指の間は、手入れが疎かになりやすいので、注意が必要です。

・靴や靴下を通気性の良いものにする

雑菌が繁殖しやすい環境を作らないようにします。出来るだけ同じものを履き続けたり、長時間履き続けたりしないようにしましょう。夏場や職場などでは、サンダルの使用や、5本指に分かれた靴下などを履くように気を付けましょう。

・靴や靴下を清潔にする

靴は毎日消臭・殺菌スプレーで消毒し、常に乾燥させましょう。靴下も毎日取り替え、消臭効果のある素材を使用したものを、積極的に着用するといいでしょう。

・生活習慣に気を付ける

体臭がきつくなりやすい肉食などは少なくし、野菜などを多く取りましょう。免疫機能が低下しないように、ストレスを少なくし、睡眠をしっかりと取りましょう。

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