健康

2014/11/24

悪玉コレステロールを多く含む食品は?

悪玉コレステロールを多く含む食品は?

コレステロールには、悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールがあり、悪玉(LDL)コレステロールが増えると、血管の内壁にこびり付いて血管を詰まらせたり、動脈硬化を進行させたりします。一方の善玉(HDL)コレステロールは、こびり付いた悪玉(LDL)コレステロールを引き剥がし、肝臓まで運んでくれる役割を担っています。今回は、悪玉(LDL)コレステロールを多く含む食品を知りたいという男性からのご相談です。

30代男性からの相談:「悪玉コレステロールを多く含む食品は?」

コレステロールを下げる食品をずっと探していましたが、元を断つために、コレステロールを多く含む食材を避けようと考えています。当てはまる食品は何でしょうか?

お肉やレバー、鶏卵、魚卵、それらの加工品にも要注意。

牛、豚肉などの動物性脂肪や、鶏卵、魚卵、そして、それらを使った加工品にも悪玉(LDL)コレステロールがたくさん含まれているようです。

コレステロールを多く含む食品は、お肉やレバー、魚の卵などで、バターやバターを使った洋菓子なども入ります。まったく食べてはいけないというわけではありませんから、バランスのとれた食事を心がけてください。(看護師)
コレステロールを多く含む食品は、鶏卵、魚卵、肝、内臓ごと食べる魚などが挙げられます。さらに詳しく言うと、鶏卵(特に卵黄)、シシャモ、シラス、たらこ(明太子も)、うに、すじこ、いくら、レバーやフォアグラです。また、鶏卵を加工したカスタードや、マヨネーズを使用している食品も十分注意が必要です。そして、食品そのものだけでなく、油を多く使用した料理や、揚げ物や炒め物なども併せて控えると良いでしょう。(看護師)

大豆製品や水溶性の食物繊維などの摂取で、悪玉(LDL)コレステロールを低下させよう。

豆腐や納豆、キャベツやアボガド、海藻類などを多く摂取すると、悪玉(LDL)コレステロールを低下させる効果があるようです。

体内でコレステロールを合成させにくい成分はレシチンという栄養素で、卵黄や大豆に含まれています。しかし、卵にはコレステロールも含まれていますので、大豆製品を摂ることが良いでしょう。また、水溶性の食物繊維は腸の掃除をしてくれる役割をし、そのため、コレステロールの吸収を抑えてくれます。水溶性食物繊維は、キャベツ、サツマイモ、ゴボウ、アボカド、枝豆、昆布やひじきなどの海藻類、りんご、ミカンなどに含まれます。あさりや帆立に含まれるタウリンや、魚に含まれるDHAも効果があるといわれています。(看護師)
腸内のLDLコレステロールを排出する働きのある海藻類や、血液中のLDLコレステロールを減らす働きのある大豆製品(豆腐、納豆など)、LDLコレステロールの酸化を防ぐビタミンEを含む製品(かぼちゃ、アボカドなど)を意識して食事をなさるとよりベストです。(看護師)
酢がコレステロールを下げる効果があることは良く知られています。同じ酢でも、黒酢やりんご酢が良いのですが、摂りすぎると胃腸や食道粘膜を傷つけることがあるので、説明書に記載されている飲み方を参考にしてください。(看護師)
赤ワイン、コーヒーに含まれるポリフェノールもコレステロールを抑える効果があります。ただし、摂り過ぎには注意しましょう。(看護師)
油はサフラワー油や菜種油などの植物性に変えましょう。また、食事以外に軽い運動を持続して行うと良いでしょう。(看護師)

食品以外にも、喫煙やストレスなどで悪玉(LDL)コレステロールが増えることもあるようです。禁煙する、あるいは本数を減らすなどの努力をし、できるだけストレスを溜めない生活を送るなど、食事と共に心がけてみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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