陰茎

2016/12/02

4~6時間勃起が収まらない! 持続勃起症は最悪ペニスを切断することも

4~6時間勃起が収まらない! 持続勃起症は最悪ペニスを切断することも

持続勃起性になると、勃起状態が長時間継続するようになります。持続勃起症には動脈性のものと静脈性のものがあり、静脈性持続勃起症になると虚血状態になって最悪の場合、陰茎を喪失する危険性があります。

持続勃起症とは?

男性は性欲を感じると、男性器の陰茎が膨張して勃起状態になります。オルガズムに達して射精すると勃起状態が収まるのが通常です。

持続勃起症(プリアピズム)とは長時間勃起し続けてしまう病気です。持続勃起症になると勃起状態が解消されず、性欲に関係なく陰茎が勃起し続けた状態になってしまいます。

持続勃起症には、動脈性持続勃起症と静脈性持続勃起症の2つの症状があります。動脈性持続勃起症に緊急性はありませんが、静脈性持続勃起症になると最悪の場合、陰茎を切断することがあります。長時間にわたり勃起が持続した際には注意しましょう。

持続勃起症の症状

持続勃起症になると、勃起状態が4~6時間以上持続します。通常とは異なり、射精しても勃起が継続することが症状の大きな特徴となっています。

静脈性持続勃起症の場合は、勃起状態における陰茎が通常の勃起時に比べかなり固くなります。陰茎内に血液が充満して陰茎が膨れ上がるようになり、激しく強い痛みが伴うのが特徴的な症状です。

動脈性持続勃起症では痛みを伴わず、陰茎もそれほど硬くなりません。

2つの症状は痛みの有無で区別をつけることができます。痛みが激しい場合には静脈性持続勃起症の可能性が高くなるため、医療機関を受診して緊急処置を受ける必要がでてきます。

持続勃起症の原因

動脈性持続勃起症は、陰茎内の海綿体を通る動脈が外部的な要因により破れ、動脈血が陰茎に流入することで引き起こされるものです。原因は陰茎が打撲を受けたり外傷を受けることです。

動脈性持続勃起症は、陰茎内の血流の流れは確保されるため、緊急性はありません。

静脈性持続勃起症は、陰茎内の血液の戻りが悪くなることで陰茎内が虚血状態になって引き起こされます静脈性持続勃起症は虚血性のもので、放置しておくと海綿体内の組織が壊死してしまいます。その結果、最悪の場合には陰茎を失う危険性があります。

静脈性持続勃起症は、ED治療のために陰茎に注射を受ったり、ED治療薬のバイアグラなどの副作用によって発症することがあります。さらに、白血病や過度の飲酒、違法薬物の常用なども症状を引き起こす原因となっています。

持続勃起症の治療法

動脈性持続勃起症になった場合には、止血剤の投与や患部の圧迫、冷却によって治療が図られます。その後、2ヵ月前後の経過観察が行われ、症状の改善が見られなければ新たな処置に移ります。

血管の状況を確認するために陰茎内の血管撮影が実施され、血管をふせぐ処置が実施されます。患者自身の血液のかたまりである自己凝血塊を用いて動脈の破れを防ぎ、動脈からの血液が漏れるのをふせぐ治療が行われます。

静脈性持続勃起症に対しては緊急治療が必要です。海綿体の壊死を防ぐために注射針で海綿体にたまった悪い血液を吸引し、血管収縮薬を海綿体内に注入します。

血管収縮薬の投与によって症状の改善が見られなければ、ただちにシャント手術が行われます。シャント手術は、詰まった血管の代わりにバイパスを形成して血流の流れを確保するための手術です。海綿体から亀頭にバイパスを通して海綿体に溜まった血液を亀頭から放出させます。

静脈性持続勃起症を患った後には海綿体に影響が残ることが多く、勃起障害になる確率が約50%ほどになります。症状の発症から治療までの時間が短ければ短いほど障害が残る可能性を減らせるため、静脈性持続勃起症になった場合には早急な治療が求められます。

持続勃起症はどんな人がなりやすい?

持続勃起症にはなりやすい年代があり、5~10歳までの小児期と20~50歳までの成人期です。子どもが静脈性持続勃起症を発症する場合には、鎌状赤血球症や白血病のような血液疾患を患っている場合が多くなっています。子どもが発症した場合には、症状が再発することもあります。

成人ではED治療薬を服用した場合に持続勃起症を発症するケースが多くなっています。医療機関を受診し、医師からの正しい指導を受けて適切な処方のもとにバイアグラ等のED治療薬を服用していれば問題はありません。しかし、個人の判断で必要もないのに精力剤としてED治療薬を服用した人に静脈性持続勃起性が発症する場合があります。

稀に骨盤に血腫や腫瘍を患ったり、梅毒や膀胱結石の症状がある人が、静脈性持続勃起症を発症する場合もあります。持続性勃起治療は、泌尿器科に受診をしてください。持続性勃起症は、特に薬物症やED治療薬の持続投与と多量の飲用で起こることが多いです。

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