健康

2016/12/02

耳かき依存症から抜け出す3つの方法

耳かき依存症から抜け出す3つの方法

耳かきが癖になってしまい、耳の不調をきたしてしまった今回の相談者さん。耳かきをやめられずに困っているといいます。耳かきをやめるために何ができるのでしょうか。専門家の意見をご紹介します。

20代男性からの相談:「耳かきが癖になってしまって困っています。」

数年前から耳かきが癖となってしまい、現在も特に耳づまりがあるわけでもないのに毎日耳掃除をしてしまいます。ひどい時は耳かきが原因で出血する事もあり、かさぶたが耳の穴を塞ぎ難聴となってしまう程です。
その度に、耳鼻科に通って治療して頂くのですが、処方される点耳薬も効果は無く、同じ事の繰り返しとなっているのが現状です。
やはり耳を触らない事だと自覚はしているのですが、どうしても止められず困っています。耳かき依存症の治療法に関して、教えて頂きたいです。

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耳かき以外の「満足」を見つけよう

耳かきをやめるためには、耳かきをやめるようにするよりも、他に満足を感じられることを見つけるのが先決だと専門家は言います。

毎日耳かきをしないと、あなた自身はどうなってしまうのでしょうか。耳かきをしないと、つらい症状が出現してしまうのでしょうか。それとも、耳かきをした一瞬の気持ちよさが味わいたくて、毎日触ってしまうのでしょうか。もし、そうであるなら、他のことで「ああ、すっきりした」という感覚が持てるものを、できるだけ多く見つけることがおススメです。(看護師)
「やってはダメ」と思うと、意識は耳だけに向かっていきます。ですが、他にたくさんの気持ち良さがあれば、耳かきだけに執着しなくなります。「耳かきをしなければ落ち着かない」という思考と行動に、他の気持ち良い刺激をし続けることで、脳をだまして見てはいかがでしょうか。(看護師)

習慣化された行動を少しずつの我慢で抑えていく

耳かきをしてしまうのは、ひとつには習慣化された行動だからです。習慣化された行動は無意識的に行ってしまうもの。まずは、しっかりと意識に上らせて我慢していくということが大切といえるでしょう。

耳かき依存症に限らず、依存症の治療方法としては、習慣化されて、しないと気が済まない、落ち着かない行為を意図的に段階的にやめるようにすることです。(医師)
耳かき依存症で、毎日耳そうじをしないと気が済まないのであれば、たとえば、耳掃除をしたいと思っても1時間は我慢してみるとか、したいと思って、すぐに行動を起こさずに、我慢することを行います。そして、ある程度、我慢できるようになったら、今度は1日おきにしてみるという具合に、徐々に、耳かきをしない行為に自分自身を慣れさせていきます。(医師)
習慣化された行為は、しないと気持ちが落ち着かない気がしますが、実は、そうではありません。我慢せずに、いつもどおり行ってしまうので、しないと気が済まない状態に陥っているだけで、しないことに慣れてしまうと、しなくても平気になってきます。(医師)

別の行動で耳かき衝動を打ち消そう

耳かきしたいという衝動を打ち消すことができるのは、別の行動です。別の行動で脳のキャパシティを埋めてやることで、耳かきをしたいという衝動を封じ込めることもできるでしょう。

「耳かきがしたい」という衝動が高まった時、外に出る・お風呂に入る・ヘッドホンで音楽を聴く・ツボ押しをするなど、耳かき行動を止める動作をするのです。人は、一度にやれる動作の数は限られています。耳かきをしたい気持ちも、何か他に集中することで、「耳がいじりたい」気持ちのピークは低下します。(看護師)
耳を毎日掃除はするが、「耳かきにコントロールされない」自分を意識することもおすすめです。「耳掃除は、軽く掃除するほうが効果的」と自分に言い聞かせ、自分の欲望をコントロールするのです。止めようとせず、自分自身をコントロールすることを心がければ、コントロールできた自分に自信を持てるよになれますし、耳かきの呪縛から解き放されていくはずです。(看護師)

耳かきをやめるためには、3つの方法があります。まずは他の満足を見つけること。次に我慢すること。そして、他の行動で脳のキャパシティを埋めること。自分に合った方法を見つけて実践していくことで、耳かき依存症から抜け出すこともできるかもしれません。

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