ED

2016/12/02

高血圧症でED発症確率が高まってしまうという研究結果

高血圧症でED発症確率が高まってしまうという研究結果

降圧剤を使用するようになってからEDに悩まされるようになったという今回の相談者さん。専門家から様々な原因の可能性と、研究報告からの情報を頂きました。

40代男性からの相談:「40歳を過ぎてから勃起しなくなった…原因は降圧剤ですか?」

46歳独身です。交際している彼女と結婚して、子どももほしいと思っています。
私は幼少の頃から異性に対する興味や性欲が人一倍強く、40歳になるぐらいまではほぼ毎日性器を勃起させていました。勃起したくない時でも、気持ちに反して大きくなって困ることもよくありました。
しかし、40歳を過ぎてからは、ほとんど勃起しなくなってしまいました。性欲は若い頃と変わりません。若い頃は気持ちに反して勃起するほどだったのに、今では大きくしたくても勃起してくれません。パートナーを代えてもだめです。
思えば、降圧剤を服用するようになってから勃起しなくなったようにも思いますが、薬のせいなのか、体調のせいなのか、精神的なものなのか判りません。
心臓病を患ったため、バイアグラなども飲めません。今後、勃起力を取り戻すことができるでしょうか。

似た質問もチェックしてみましょう
>>EDの原因やタイプにはどのようなものがある?

降圧剤にはEDを生じるものもある

専門家によれば、降圧剤がEDの原因になるケースもあるといいます。しかし、それが唯一の原因というわけではありません。

確かに、降圧剤の中には、性欲減退や勃起障害が報告されているものがいくつかあります。(薬剤師)
降圧剤がどのように勃起不全を引き起こすのかについては、明確になっていません。しかし、高血圧の方で、降圧剤を服用されている方と降圧剤を服用していない方では、降圧剤を服用されている方のほうが、有意に勃起不全になる方が多いとの研究結果があり、降圧剤は、勃起に何らかの影響を与えているようです。(薬剤師)
動脈硬化がある場合に、降圧剤で血圧が下がることにより、性器の血流量が減りることが要因のひとつでないかと考えられています。(薬剤師)
医師に相談し、服用中の降圧剤によるものなのか、精神的なものなのか、また別の原因があるのか調べてもらうのがよいのではないでしょうか。(薬剤師)

高血圧症患者がEDを発症する確率について

また別の専門家によると、高血圧とEDの関係性も示唆されています。相談者さんは高血圧と降圧剤の使用によってEDを発症している可能性もありそうです。

高血圧とEDの関連研究があります。論文によると高血圧症と診断された患者さんがEDを発症する確率は、27~68%とあります。ED発症の確率は研究対象者の年齢や他の疾患で変わります。(医師)
私が診ているの患者様でも高血圧の治療されてる方もEDで悩んでおられる方はおられます。現在高血圧治療薬で利尿剤・カルシュウム拮抗剤・ベーター遮断薬・アルジオテンシンⅠⅠ受容体拮抗薬・アルジオテンシン交換酵素阻害薬がありこれらのお薬を服用してると副作用でEDを起こす可能性がありますので注意が必要です。(医師)
高血圧で動脈硬化が進んでおられる可能性が高く、それが原因となってEDのリスクを高めてしまいます。(医師)
降圧剤の服用でED症状が出る可能性があり、器質性と薬剤性の複合型EDです。降圧剤とED治療薬の件用は可能ですので一度主治医に相談してください。(医師)

EDの原因は多岐にわたっています。今回、専門家の指摘によっていくつかの可能性は挙げられました。しかし、この結果はあくまで推測ですので、しっかりと検査をすることで原因を究明することが優先事項になるでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加