健康

2016/12/01

専門家がアドバイスする「身体へのダメージを抑えるタバコの吸い方」

専門家がアドバイスする「身体へのダメージを抑えるタバコの吸い方」

タバコの強さによって人体への影響は変わるのでしょうか。できるだけ身体に負担のないようなタバコの吸い方などあるのでしょうか。専門家の意見から、ダメージの少ない吸い方を知ることができました。

20代男性からの相談:「タバコの強さで身体への影響が変わるのでしょうか?」

タバコの強さについて聞きたいです。
私は現在タバコを吸っているのですが、いつも疑問に思う事があります。それはタバコの強さについてなのですが、1mgのものを5本吸うのと、5mgのものを1本吸うのとでは、身体に対する害は一緒なのでしょうか。
聞いた所によるとmg数はあまり関係がないというような事を聞いた事があります。タバコを吸ってはいますが、できるだけ身体に負担のないように吸いたいと思っているので、ぜひ教えてもらいたいです。

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タバコの強さはフィルターで決まる

タバコの強さは使われている葉の量や種類ではありません。タバコについているフィルターが強さを調節しています。

誰もが知っている通り、タバコには強さがあります。ですが、弱い方が身体への影響が少なく強い方が影響があると言うわけではありません。どちらも同じ影響があります。(看護師)
では、何が違うのかというとタバコをよく見てみると、フィルターがあることが分かります。つまり、強さはフィルターの開いた穴の大きさを表しているのです。葉が燃えた煙をフィルターの穴から取り入れて、その空気を薄めることで強さは調節されるのです。(看護師)

満足感がニコチンの量を決める

タバコは習慣化する行動です。これまで一定の本数を吸っていた人は、数を少なくすることで行動に対する満足感を薄めてしまうといいます。

タバコの強さで体の影響が変わるかですが、質問の中で1ミリを5本と5mgを1本での影響ですが、体内に入る煙の量と関係しています。(医師)
ニコチンの量が低いと良いと思ってしまいますが、肺に入るタバコの粒子が多いほど体にかかる負担に影響があります。(医師)
あとは満足感です。今まで5本吸っていた方が急に1本吸うことで満足感が与えられるかです。人は行動を日常化することで幸福感や満足感を与えて生活をしています。行動が変えられれば、タバコに対して日常的に1本吸うと今日はやめるとか極端ですがその行動を日常化すると改善できます。(医師)

無意識によるニコチン量コントロール

専門家によれば、人はニコチン摂取量を無意識のうちに調節しているといいます。そのため、何mgだから影響が大きいといった単純な図式ではないと考えられています。

相談者さんがおっしゃっているように、1mgのものを5本吸うのと5mgのものを1本吸うのが同じことだと思っている人も多いかもしれません。ですが、同じではありません。(看護師)
人は自然に軽い方は深く吸ってしまい、重い方は浅く吸うなど自分で調節をしています。なので、どちらがいいというわけではありません。身体への影響を考えるのであれば、軽い方を浅く吸うかタバコをやめた方がいいです。(看護師)
質問の1mgと5mgとは吸い方により体の負担がありますので医師から言えることは、タバコをやめてください、禁煙外来を受診してください、ということしかありません。(医師)

タバコは身体に負担を与えてしまいます。軽いタバコでも深く吸えば影響は大きいでしょう。本当に身体のことを考えているのであれば、禁煙しましょう。タバコに代わる習慣を身につけることで、禁煙もうまくいくかもしれません。

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