体臭

2014/11/21

話題の「ミョウバン石鹸」。本当に体臭に効果ある?

話題の「ミョウバン石鹸」。本当に体臭に効果ある?

体臭に悩む人の間で話題となっているミョウバン石鹸。身体にやさしいといわれますが、実のところ、どうなのでしょう?そもそもミョウバンとは何でしょうか?

50代男性からの相談:「ミョウバン石鹸について」

足の臭いが取れず悩んでいますが、身体にやさしい消臭法として「ミョウバン石鹸」が話題と聞きました。どのように使用すればよいですか?自然に近いということですが、なぜミョウバン石鹸は効果があるのでしょうか?加齢臭にも効きますか?

ミョウバンは昔ながらの制汗剤。自作のミョウバン水も効果あり。

ミョウバンとは古くから汗や体臭予防に使われてきた昔ながらの制汗剤です。水に溶かして作る「ミョウバン水」も効果あり、との声もあがりました。

ミョウバンはカリウム、アンモニウム、アルミニウムなどの金属が結晶化したものです。消火剤や防水材として知られ、また殺菌作用や収れん作用(止血、鎮痛、防腐)もあって制汗や消臭にも使われてきました。身体全体は肌に優しい石鹸やボディソープで洗い、ワキや足など臭いが気になる部分をよく泡立てたミョウバン石鹸で洗いましょう。(看護師)
ミョウバン石鹸は1500~2000円と安価ではないですが、食品添加物の焼きミョウバンはスーパーや薬局で数百円であります。焼きミョウバンで「ミョウバン水」を作り、汗の気になるところに使いましょう。作り方は水150mlにミョウバン5~10gを溶かすだけ。お湯と水を使えば早く溶けます。(看護師)
ワキなどは汗をふき取ってからタオルなどに「ミョウバン水」を浸してふきましょう。濃度の濃いものや使いすぎは汗を抑え過ぎるので注意。靴や靴下にミョウバン水をふりかけて乾燥させれば消臭効果があります。(看護師)
薄めたミョウバン液で洗顔すればアクネ菌の繁殖を防ぎ、ニキビにも有効です。洗面器に入れて足浴すれば水虫予防にも。洗濯物の臭いも柔軟剤と一緒に40mlほどのミョウバン液を入れれば防げます。アレルギーや皮膚かぶれもあるので薄い液から始め、異常があれば直ちに使用を中止してください。(看護師)

汗をかいた後のケアだけでなく、入浴法や食生活にも気をつけて。

体臭は生活習慣との関係も深そうです。身体の洗いすぎは逆効果。また食生活にも気をつけましょう。

汗が酸化すると体臭となります。加齢臭も身体の酸化臭です。健康な皮膚には体臭を防ぐ菌が存在しますが、入浴やシャワーで8割は流れます。さらにゴシゴシ洗うと臭いの元になる菌が大繁殖してしまいます。一日何度も入浴したり洗いすぎは肌を守るバリア作用を低下させる元。柔らかいタオルか手で洗うだけで十分です。ワキの臭いが気になる場合はワキ毛を剃るとよいです。(看護師)
腹八分目の規則正しい食生活は体臭対策となります。ニオイの強いものや香辛料、塩分や糖分を控え、肉や卵などの高たんぱく・高脂肪食品も取り過ぎないように。偏食やインスタント食品ばかりもよくないです。果物などのアルカリ性食品、カルシウム・ナトリウム・カリウムなどミネラルを含んだ緑黄色野菜や海草類がオススメ。動物性脂肪より良質な植物性脂肪を。禁酒禁煙も体臭予防に有効です。(看護師)

ミョウバンは昔から消臭剤、制汗剤として使われてきたようですね。昔ながらの方法で汗をケアするとともに、生活習慣も見直していきましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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