健康

2016/11/26

太っているとどんな病気にかかるのか

太っているとどんな病気にかかるのか

若い頃に比べて体重が大幅に増えてしまったと感じている方は少なくないはず。では、肥満がもたらすリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。肥満改善の前に、肥満がもたらすリスクをしっかりと知っておきましょう。

30代男性からの相談:「肥満が原因で起こる病気はどんなものがありますか?」

私は大学を卒業して10年が経とうとしているのですが、大学時代に比べてお酒を飲む機会が増えました。またストレスで煙草を吸ってしまい太って体重が100kgを超えてしまいました。
あまりに体重が増えて血圧も高くなり、心配しています。最近はちょっと歩いたり、階段を登ったりするだけでも息が上がってしまい辛いです。このまま自分は病気になって死んでしまうのではないかと不安です。
肥満が原因で病気になったりするとしたらどのような病気があるのでしょうか?

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肥満は万病のもと

相談者さんが懸念されているように肥満が引き起こす病気は多くあります。まずは、肥満がもたらすリスクについてしっかりと知っておきましょう。

肥満が原因で起こる病気はたくさんあります。肥満が直接的に死につながるというよりは、肥満によって引き起こされる病気で死に至ることがあります。(看護師)
まず、今の相談者さんのように高血圧になります。高血圧というのは心臓や血管に過度に負担がかかっている状態です。そうなると動脈硬化や心不全などになり、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。(看護師)
体重が増える生活習慣とは主 に過食と運動不足です。そのような生活習慣は糖尿病や脂質異常症になり、これらの病気も心筋梗塞や脳梗塞を引き起こします。(看護師)
腎機能、肝機能も悪くなります。このような内科的な疾患に加えて、過度に体重が増えることで関節に負担がかかってしまい、腰痛や膝痛、関節痛などの整形外科的な疾患にもなることもあります。(看護師)

一度検査をして現状をしっかりと自覚しよう

肥満はのちに命に関わるような病気の引金にもなってしまいます。そうならないように、今のうちからの予防が必要です。

体重が増えて、血圧も上がっているという事は動脈硬化が進行している状態です。肥満の状態は心臓が体全体の血液を送る量が多くなるので負担がかかります。階段の息切れはそのためです。(看護師)
心臓への負担が持続していくと心肥大になり、色々な悪影響がでてきます。肥満が原因で起こる病気は多く、高血圧はもちろんですが、動脈硬化が起こす脳、心血管系の病気、脂肪肝など内臓の病気以外にも、身体を支える関節にも影響がでてきます。喫煙はそれを助長される最大の因子です。禁煙をすることをお勧めします。(看護師)
このまま放置すると動脈硬化して血圧も上がり、身体の全体に影響がでます。脳、心臓だけでなく腎臓、眼などにも影響が出てきます。糖尿病のリスクもあります。まずは生活習慣の改善が必要です。減塩、減量、適度な運動、禁煙が必要です。(看護師)
一度受診して現在の状態を理解すると自覚もでてきます。今のうちに改善しないと10年後は大変なことになってしまいます。(看護師)

肥満は体型だけでなく、病気のリスクも高めてしまう状態です。大きな悪影響がない状態では軽く見てしまいがちですが、リスクは刻一刻と積み重なっていることを自覚しましょう、そうすれば自ずと次にとる行動も明らかになってくるでしょう。

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