健康

2014/11/20

うっ血と腸内環境を改善し、切れ痔を改善!

うっ血と腸内環境を改善し、切れ痔を改善!

痔を患ったことのある方はわかると思いますが、毎日ずっと、椅子に座ったままでいるのはとてもつらいものです。今回は、毎日座ったままで事務作業をしていたら切れ痔が悪化し、仕事に集中できないという男性からのご相談です。

30代男性からのご相談:「切れ痔が痛くて、仕事に集中できない」

半年以上前から、切れ痔がひどくなりました。最近仕事で異動し、農業関係の仕事から事務関係の仕事に変わりました。前は動き回る仕事だったのですが、今はパソコンの前でじっと事務作業をする毎日です。それに伴い、切れ痔の状態が悪くなってきたような気がします。急に痛みを感じたり、ジクジクするので、仕事に集中できません。動かない作業に変わったことが原因なのでしょうか。

まずは腸内環境を整えて、便通を良くしましょう。

適度な運動と水分摂取量や食生活の改善で、まずは腸内環境を整え、便通を良くすることが大切なようです。

運動量が減ったことによる腸の運動不足や、食生活、ストレス環境の変化なども要因としてあるかと思います。座る動作をやめることはできないと思いますので、まずは腸内環境から整えるのはどうでしょうか。肉などが多い食事なのであれば、お野菜、根菜類、海藻類の食事を今より多く摂り、食物繊維を摂り入れましょう。また、水分も大切です。1日1.5L程度の水分を目安に、冷たいものではなく、常温や温かい水、お茶を飲むようにします。腸内細菌を増やすことも大切です。最近は、ビフィズス菌を多く含む乳酸飲料も販売していますので、そういったものを活用するのも手です。(看護師)

血流を良くし、うっ血の改善を

肛門付近の血流が悪くなり、うっ血した状態になっていることも原因として挙げられます。

長時間椅子に座っていることにより、肛門付近の血流が悪くなり、うっ血した状態になって痔になったのではないかと推測されます。(看護師)
肛門周辺の血流を良くし、うっ血を改善することも重要です。腹巻をしたり、腰のあたりにカイロを張る、1~1.5時間程度おきに少し休憩をとり、ストレッチなど下半身を動かす運動などを行ってみてはどうでしょうか。座るのがつらいのであれば、円座(ドーナツ状のクッション)を使ってみてはどうでしょう?気になる間は有効活用できるかもしれません。(看護師)
長時間座っての仕事ですと、運動不足のため便秘になりやすく、肛門がうっ血して、切れ痔、イボ痔の原因になります。まずは、便を柔らかくする方法として、水分をよくとり、乳製品や果物、繊維質の多いものを摂るようにしてください。仕事中に運動するのは無理でしょうから、通勤時に早足で歩くとか、一駅手前で下りて歩く距離を増やすとか、できる範囲での運動を心掛けてみてください。また、下半身を冷やさないようにし、座ったままでも足首を動かしたり、ふくらはぎのマッサージをすると良いでしょう。排便のあとは、ウォシュレットやおしりふきシートで肛門を清潔にしてください。(看護師)

市販薬でも一定の効果が。改善しない場合は肛門科を受診。

程度によっては、市販薬でも効果が期待できるようですが、それでも改善しない場合は、肛門科の受診がお勧めです。

市販の軟膏や座薬でも、痛みを改善できると思いますが、症状が続くようなら、肛門科の受診をお勧めします。(看護師)
市販の軟膏や座薬を使うのも良いと思います。症状が長引いたり、改善しない場合は肛門科への受診も必要かと思いますのでご検討ください。(看護師)

環境の変化やストレスなどが、便秘や軟便の要因になるようですので、適度な運動や十分な睡眠をとることでストレスを解消し、水分や食生活の改善などで、便通を良くすることから始めてみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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