健康

2016/11/24

脂肪肝を改善するためにNGなものは2つある

脂肪肝を改善するためにNGなものは2つある

血液検査で脂肪肝と診断されてしまったという相談者さん。脂肪肝を放置していると、肝硬変や肝臓がんに発展する恐れがあると聞き、戦慄しています。では、脂肪肝を改善するための食事や薬はどのようなものなのでしょうか。

20代男性からの相談:「脂肪肝を改善する薬と食品について教えて下さい。」

先月の血液検査の結果、肝機能の異常が発覚し、病院で精密検査をしたところ「脂肪肝」と診断されました。
体型は標準でそこそこ運動もしていたにもかかわらず、そのようなことになってしまい正直ショックを受けています。また、脂肪肝を放置しておくと肝硬変や肝臓がんに発展すると知り、将来の自分に不安さえも覚えています。
そこで質問なのですが、脂肪肝に有効な薬や食品はどのようなものがあるのでしょうか。ご教授のほど、宜しくお願い致します。

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脂肪肝を放置したままだと生活習慣病に陥ってしまう危険性がある

肝臓はなかなか不調を露わにしません。そのため、肝臓の異常に気付くのはかなり症状の悪化が進行してからです。まずは、今からできる予防策を取っていきましょう。

脂肪肝は、太っているからなるのでも運動しているからならないと言うわけでもありません。中高年の人が、食べすぎや飲みすぎることによって肝臓に脂肪やコレステロールが溜まってしまった状態なので誰にでも起こる可能性があるのです。(看護師)
脂肪肝をそのままにいつもと変わらない生活をしておくと、生活習慣病になってしまう可能性が高いです。なかなか自覚症状がないので、自分では気づきにくく健診などでわかるということが多い病気です。(看護師)
脂肪肝を改善するためには、アルコールを飲まないようにし動物性の油を控えることが大切です。栄養バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。特に食物繊維の含まれている食事がいいです。(看護師)

脂肪肝治療の際に使われる薬について

脂肪肝の原因は様々です。治療薬はその原因によって変わってきます。ここでは、専門家の意見をもとにその薬についてご紹介いたします。

脂肪肝の治療は、食事療法と運動療法がメインとなりますが、食事療法や運動療法だけでは効果が不十分な場合に補助的に薬物療法が行われます。(薬剤師)
脂肪肝では、決まった薬がないので状態に合わせた薬を飲むのがいいです。(看護師)
脂肪肝の原因にインスリン抵抗性の糖尿病や高脂血症がある場合は、それぞれの改善薬が使用されます。(薬剤師)
糖尿病がある場合:
ピオグリタゾン(商品名:アクトス)などのチアゾリジン系のインスリン抵抗性改善薬
メトホルミン(商品名:メトグルコ)などのビグアナイド系の血糖降下薬
ナテグリニド(商品名:スターシス)などの即効性インスリン分泌促進薬 (薬剤師)
高脂血症がある場合: コレステロールの吸収を抑えるエゼチミブ(商品名:ゼチーア)
肝臓でのコレステロールの合成を阻害するプラバスタチン(商品名:メバロチン)などのHMGーCoA還元酵素阻害薬 (薬剤師)
肝機能の改善: ウルソデオキシコール酸(商品名:ウルソ錠)
肝臓に蓄積された中性脂肪の血液中への排泄、分解を促すポリエンホスファチジルコリン(商品名:EPLカプセル250mg)
その他、ビタミンE、ビタミンCなどが処方されます。 (薬剤師)

脂肪肝は運動ですぐに改善することもできますが、そもそも不調に気付きにくいのが肝臓です。アルコールや動物性の脂肪を避けて食事をとるように心がけていきましょう。小さな一歩でも、積み重ねていくことで盤石な健康を土台を築いていくことができるでしょう。

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