健康

2016/11/22

大人になってからの膝の痛みは関節の「ネズミ」が原因!?

大人になってからの膝の痛みは関節の「ネズミ」が原因!?

大人になったのに膝のあたりが痛む。これは「大人の成長痛」なのでしょうか? そもそも、大人になってから成長痛は起こるのでしょうか。専門家からはある症状についてのお話をお聞きすることができました。

20代男性からの相談:「1年に1度、膝の下に激痛が…成長痛ではないですよね?」

10年以上前から1年に1回ほどのペースで膝の下辺りにものすごい激痛が走るようになってしまいました。痛みが起きるともう立っていられないほどです。
そんなに頻繁に起こる訳ではないのですが、膝のどこかがおかしいのではないかと心配になります。
もう28歳なので、成長痛とは違うようなのですが、原因は特に心当たりもなく分かりません。
他にもこういう症状を持っている人はいるのか分かりませんが、なんの症状なのか教えて欲しいです。

大人になって成長痛が起こることはない

専門家によれば、大人になってから成長痛が起こることはないといいます。そこには別の理由があると考えられているのです。

1年に1度でも膝の下が激痛になるのは辛いことです。相談者さんがおっしゃっているように、子供には成長痛があります。成人になっても同じような痛みがあると、まだ成長痛?と思ってしまいがちです。(看護師)
大人になってからの激痛は、筋肉疲労や緊張から引き起こされます。その他、腰や骨盤、股関節周りの筋肉バランスが悪いために起こっている可能性があります。(看護師)
多くの場合は、今までの疲れが何かの拍子に一度に激痛となってあらわれるということが考えられます。激痛が起こった場合には、ストレッチをしたりサポーターをしたり無理な運動をせずに安静に過ごすといいです。(看護師)
10年以上前からの1年に1回の膝に激痛がであるということについて。痛みが始まったころに運動などで膝をぶつけたことはありませんか?(医師)

関節ねずみってなに?

膝下の激痛の原因について、専門家からは関節ねずみという言葉が飛び出てきました。関節の骨や軟骨の一部が剥がれ落ちることで「ねずみ」のように悪さをするということから名付けられたといいます。関節ネズミになるとどのような症状が現れるのでしょうか。

今の内容で考えるられる事は、関節の骨や軟骨の一部が欠けたり剥がれたりしており、断片が関節内を動き回りその時に神経や筋に当たって激痛があることはよくあります。(医師)
医学的診断名は関節ねずみ(関節内浮離体)といいます。それにより起こる病気の障害は、変形性膝関節症・半月板損傷・シャルコー関節・などがあります。主な症状は、突然、膝の曲げ伸ばしが出来ないで激しい痛みを感じる。膝に違和感があり、動かすとコリコリと詰まったように感じるなどです。(医師)
一度整形外科で診察を行ってください。CT・MRI検査で発見されたら、取り除くことをお勧めいたします。(医師)
1年に1度ということなので、大きな病気という可能性は低そうですが心配であれば、検査してもらうと安心できると思います。(看護師)

大人になってから成長痛が起こることはありません。大人になってからの関節付近の痛みには、それ以外の原因があります。そのうちの一つが関節ねずみといわれる症状です。これは検査で簡単にチェックすることができますから、症状が気になる場合は医療機関を受診しましょう。

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