メンタル

2016/11/20

寝ちゃダメだ寝ちゃダメだ! 強烈な眠気の正体とは?

寝ちゃダメだ寝ちゃダメだ! 強烈な眠気の正体とは?

ちゃんと寝ているのに日中強烈な眠気に襲われる…それがたとえ車の運転中だとしても。相談者さんはこのような現状に悩まされています。果たしてこの眠気の正体はなんなのでしょうか。

30代男性からの相談:「夜よく寝ているのに、日中強烈な眠気に襲われます。」

日中睡魔に襲われる事がかなりの頻度であります。
席にじっと座っている時に襲われる事が多く、会議中や車の運転中でも眠くなり、カクッと意識が飛ぶことが頻繁にあるので困っています。会議中は周りの方の私に対する印象も悪くなりますし、車は事故になりかねません。
睡眠不足の場合は特にですが、7時間前後の睡眠を取っている時でさえよく睡魔に襲われます。
妻が言うには、「寝ている時の雰囲気では無呼吸症候群とかでは無さそう。気持ち良さそうに寝てる」との事です。夜中に目が覚めることもほとんどありません。
何か原因はあるのでしょうか? 教えて頂けると助かります。

日中の強烈な睡魔は睡眠障害の恐れがある

きちんと睡眠をとっているのに、日中強烈な睡魔に襲われるのは、睡眠障害の疑いがあります。睡眠障害について専門家に聞きました。

食後などに眠くなるのではなく、十分な睡眠をとった日でも、会議中や車の運転中に眠くなるのは、病的なもので原因として、最も多いのは睡眠時無呼吸症候群です。(医師)
しかし、奥様が睡眠中にいびきを確認しておられないのであれば、睡眠時無呼吸症候群の可能性は低くなり、他の日中に眠気を起こす病気を考えます。(医師)
睡眠障害にも、様々な原因があります。睡眠無呼吸症候群もその1つですが、そのほかに10代に発症することが多いナルコレプシーをはじめとする過眠症、脳や糖尿病などの内臓疾患でも急に眠気に襲われることもあります。(看護師)
夜間睡眠がとれていたとしても、昼間に急な睡魔に襲われる状態は、睡眠障害と考えることができるようです。(看護師)

どのような睡魔に襲われているかによって睡眠障害のタイプは異なる

どのような睡眠障害にかかっているのかを明らかにするためには、睡魔の性質を知る必要があると専門家は言います。

1日に数回も眠気が起こり、意識が飛んでいる時間が30分程度と短いのであれば、ナルコレプシーを疑いますし、1時間と長い時間、日中に寝てしまうのであれば、突発性過眠症を疑いますし、足がピクピクするなど何らかの手足の違和感があれば、周期性四肢障害を疑います。(医師)
まずは、睡魔に襲われやすくなる時間帯や食事、運動、仕事などの関係を振り返るとともに、まずは睡眠障害で一番頻度が高い睡眠時無呼吸症候群の可能性がないかをチェックしてもらうことがよいと思います。(看護師)

睡眠外来や耳鼻科・呼吸器科でチェックを

近年、睡眠を専門とする睡眠外来を設ける病院が増えています。そういった病院が近くにない場合でも、耳鼻科や呼吸器科などで診療してくれるケースもあるといいます。

耳鼻科や呼吸器などのクリニックでも睡眠時無呼吸症候群のチェックを行ってくれる施設が増えています。まずは、その疾患を否定してもらい、他の原因を調べてもらいましょう。早めの受診をおすすめします。(看護師)
いずれにしても、相談者様の日中の眠気は病的なものですので、睡眠外来のある病院を受診して、検査を受けられた方が良いかと思います。(医師)

日中の睡魔は辛い時間をもたらします。さらに、居眠りは周囲の反感も買い、悪影響が懸念されます。そうした状況を打破するには、しっかりと医師のアドバイスを受けるのがいいでしょう。現状を放置したままでは、たとえば、車の運転中に眠ってしまい、重大な事故に発展する可能性もあるのです。

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