メンタル

2016/11/19

心の病になったときの助け! 周囲のサポートが必要なワケとは

心の病になったときの助け! 周囲のサポートが必要なワケとは

心の病で失業してしまったという相談者さん。ご家族を抱える中、薬による治療を続けているものの、先行きが見えず不安を抱えています。心の病に立ち向かうにはどうすればいいのでしょうか。

30代男性からの相談:「身体の不調からうつ病に…人生が不安で仕方ありません。」

私は先月いっぱいで失業しました。
今年の4月からめまい、動悸、ほてり、急な血圧上昇など様々な症状が出ました。最初は脳外科でCT、MRIなどで検査しましたが、異常なし。次は循環器で24時間心電図でも異常なし。最後には心療内科にかかりました。
はじめはパニック障害との診断でしたが、違う病院を勧められ診断した結果、うつ病と言われました。薬はパキシル12.5gと発作時には、お守り代わりにスピリルド10%でした。
少し体調が良くなり、再就職して2ヵ月目に再び発作が酷くなり、1ヵ月休むハメに…。そして退社となりました。
現在はリボトリール0.5mg、お守り代わりにロラセパム0.5mgですが、不安感が未だに強いです。この病気は治るのでしょうか?
子供も3人おり、病気だなど言ってられないのに不安感からの動悸、胸苦しさが取れず人生か不安で仕方ないです、克服できる病気なのでしょうか?

パニック障害やうつ病は長い時間をかけて治していくもの

心の病気にかかると、辛い毎日の中で絶望的な気持ちを抱えがちですが、治らないものではありません。治らないと思いながら治療を進めるよりも、治ると信じて治療を続ける方が改善するスピードも変わってくるかもしれません。焦らずに、一歩ずつ進んでいきましょう。

基本的に「パニック障害」も「うつ病」も治る病です。(医師)
相談者さんの場合、症状が出始めたきっかけがよくわかりませんが、薬を服用されておられます。にもかかわらず、結果的に、再発して退職されるなど症状の改善があまりないようです。不安感も強いままで、不安が元ですべての症状が起こっているようですので、治療が合っていないために症状が改善されないと思います。(医師)
うつ病は治る病気です。しかし、簡単に治るものではないということは心得て下さい。(看護師)
よくなって悪くなってを繰り返しながら徐々に症状が落ち着いていきます。(看護師)

悲観的になるとうつ病が進行してしまう

パニック障害から悲観的になり、うつ病にい越してしまうケースはよくあるようです。パニック障害で悩んでいる場合は、主治医としっかり相談を重ねていきましょう。

もしかして、「またいつあのような辛い症状が出るのか分からない」「もし、症状が起こったら怖い」などど思っておられませんか? そして「もし、今のまま症状が治まらなければ、この先、どうしよう」などの考えが浮かんでいませんか?(医師)
もし、このような考えが浮かぶようでしたら「パニック障害」そして「パニック障害」から、将来を悲観し、うつ病を併発したと考えられますので、今の治療を見直すことも含めて、今後の治療方針について主治医の先生と一度、ゆっくりと相談されるのがよいかと思います。(医師)

独りで心の病と闘うのは得策ではない

自分の心を支えるのはエネルギーが要ります。独りで心の病気と闘うことで心労を重ねてしまいます。自分の心を支えてくれる人が要れば、心労の蓄積も緩やかになっていくと考えられます。

この状況を家族には、話しているのでしょうか? まずは、身近な人のサポートがとても大切なことになります。落ち込んだ時に支えてくれる人がいるかが大切で、落ち込みすぎないようにすることで悪化をふせいでくれます。(看護師)
認知行動療法というものがあります。これは、しっかりとした知識がある方となぜこのうような考えになったのか振り返る療法になります。(看護師)
運動することで、うつ病の原因と言われているセロトニンを調整する事が知られています。子どもの笑顔を見ながら一緒に運動するのもいいかもしれません。一人で乗り越えるのでは、家族で乗り越えるようにして下さい。(看護師)

心の病は目に見える変化が少なく、周囲の理解を得るのが難しいです。ですが、心の苦しみを理解し支えてくれる人はいるはずです。その人に頼るのは悪いことではありません。独りだけで病気に立ち向かうのではなく、少しでも人の助けを得られるようにしていきましょう。

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