健康

2016/11/16

耳鳴りには数多くの原因があるため、自己判断は禁物!

耳鳴りには数多くの原因があるため、自己判断は禁物!

耳鳴りが気になって仕方ないという相談者さん。耳鳴りは治すことは出来るのでしょうか。専門家にご意見を伺いました。耳が音を認識するメカニズムや治療に使われる薬などについてご紹介しましょう。

30代男性からの相談:「耳鳴りが気になっています。手術や薬など対処法はありますか?」

少し前から耳鳴りがするようになってしまいました。
仕事や日常生活を送っている間は何も感じないのですがいざ寝ようとするとジージーうるさい感じがしてきて気になってしまいます。いずれは寝てしまうのですが、一向に改善する様子がなく困っています。
最近では寝る前だけでなく少し静かな環境になると耳鳴りがし始めました。
手術でも治るのであれば受けたいのですが、手術などで耳鳴りは治るのでしょうか? あとよい薬があるようでしたら教えてもらいたいです。

耳鳴りの原因は多種多様で、ケースバイケース

耳鳴りの原因は多種多様です。その原因を突き止めるのは、素人考えでは難しいでしょう。しっかりと治療をするには、医療機関を受診するのが必要になってきます。

自分にしか聞こえない音が聴こえる耳鳴り、耳鳴りがしている間は何をしていても聴こえてくるので、気になってしまい、何も手につかないということが起こってしまいます。(看護師)
耳鳴りの原因としては、年齢や病気、精神的なストレスなどが挙げられます。病気によって起こるのであれば、病気を治す治療が必要です。薬や注射など適切な治療を受けることで耳鳴りも同時に改善されます。(看護師)
耳鳴りになる原因により、治療薬も異なってきますが、ある方には、とてもよく効いたけれど、別の方には、効果がなかったなど、効き方は様々で、全ての耳鳴りに確実に効果がある薬は、今のところありません。(薬剤師)

耳鳴りを気にしすぎるのが毒になっていることも

耳鳴りがストレスからくるものであれば、耳鳴りを気にしすぎるという行為そのものが耳鳴りを増長させてしまう要因になってしまいます。

耳鳴りの原因には、耳の病気や脳の病気などある病気が原因で起こる場合や、心理的なストレスが原因で起こる場合があるといわれています。(薬剤師)
寝る前ということなので、もしかすると1日のストレスから耳鳴りがするのかもしれません。そのような場合には、寝る前にリラックスをしましょう。病気でなければ、耳鳴りは何度治療をしても治りにくいものです。気になってしまうとは思いますが、出来るだけ意識しないように心がけるしかありません。(看護師)

耳が音をキャッチするメカニズム

耳鳴りを治す前に、耳がどのように音をキャッチしているのか、そして、耳鳴りが生じるメカニズムについて学んでおきましょう。

音は、空気の振動によって内耳の蝸牛(かぎゅう)という器官に伝わると、そこで電気信号に変換されて、神経を介して大脳に伝わり、音として認識します。(薬剤師)
耳鳴りは、内耳が障害され、外からの音とは無関係に電気信号を発生し、大脳に伝わることで起きると考えられています。(薬剤師)

耳鳴りの治療に使われる薬は原因の数だけある

専門家からは耳鳴りの治療で使われる薬の情報をお聞きすることができました。しかし、これらの薬を処方するのは医師です。医師の指示にしっかりと従いましょう。

耳鳴りの治療に使用される薬剤は、原因や症状によって異なってきます。(薬剤師)
内耳や中枢神経の障害が原因と考えられる場合は、ストミンA。ストミンAは耳鳴りの治療薬として開発された薬です。(薬剤師)
ビタミン不足が原因と考えられる場合は、神経細胞の修復を助けるビタミンB12(メチコバール)や血行をよくするビタミンE(ユベラN)、血行をよくし、内耳の働きを活発にするアデホス、ストレスなど心因性の場合は、抗不安薬や抗うつ薬など、これらの薬が組み合わせて使用されます。(薬剤師)
酷いようであれば、一度病院で検査を受けた方がいいかもしれません。(看護師)

耳鳴りは耳をふさいでも聞こえてしまうものです。ですから、気にしないというのは現実的な対策とは言えないかもしれません。しかし、必要以上に気にしないことも時には大切です。そして、耳鳴りには様々な原因がありますので、その原因を突き止めるためにも医師の診断を受けるのが望ましいです。

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