口臭

2014/11/15

口臭予防としての歯磨き粉。その効果はいかに?

口臭予防としての歯磨き粉。その効果はいかに?

社内外問わず、ビジネスにおいてコミュニケーションは必須。そのため相手に不快に思われてしまうのでは、と口臭を気にしている方は多いようです。今回は、歯並びの悪さから、歯間の詰めものなどが原因で、今後口臭が出るのではと心配されている男性からの相談です。

40代男性からの相談:「口臭予防ができる歯磨き粉」

口臭を予防できる歯磨き粉はどんなものがあるでしょうか。もともと歯並びが悪く、今は大丈夫だと思いますが、いつ口臭がきつくなるのかと気にしています。歯磨き粉程度であれば、少しいいものを使ってもよいと思っています。宜しくお願いします。

歯磨き粉は清涼感のみの目的での使用を。

歯磨き粉は口臭の原因となる歯石の除去効果に期待はできません。正しい方法でのブラッシングが近道です。また、歯磨き粉を使用する場合は、歯ブラシを変えるなど工夫しても良いそうです。

歯磨き粉は、口臭の原因となる歯石を取り除く効果としてはそれほど期待できないと言われています。歯磨き粉を使う利点としては、爽快感を得られることです。歯石を取り除くためには、毛先の痛んでない歯ブラシを使い、ごしごし磨くのではなく、軽く歯に直角にブラシを当てやさしく動かすことが大切です。これだけで、歯磨き粉を使わなくてもケアができます。(看護師)
歯磨き粉を使う場合、清涼感だけを味わう目的で使うので、米粒大くらいで十分です。最初に歯磨き粉をつけた歯ブラシで磨くと、研磨剤が口の中に残ってしまうので、最初は何もつけないで磨きます。磨き終わったら、歯ブラシを歯磨き粉専用ブラシに変えて清涼感を味わう目的で軽く付け磨くと良いでしょう。(看護師)

口臭の原因は歯石だけではない。

歯の疾患や唾液の分泌量の低下や、胃腸環境の悪化も口臭の原因となることがあります。それぞれに適した対策方法がありますので、ご自身にあった防止対策を取ることが重要です。

口臭の原因には、歯磨きだけは対応できないものもあります。歯垢、歯石、歯周炎、歯槽膿漏、歯肉炎などの歯の疾患がある場合は、歯科での治療で改善できます。唾液の分泌低下の場合は唾液腺(耳から顎にかけて)をマッサージし、よく噛んで食べ、口の乾燥防止のための水分補給をしましょう。また、舌苔(ぜったい)は歯磨きの際、舌ブラシで優しくブラッシングすることで除去できます。(看護師)
その他の原因として、胃腸環境があります。胃腸環境を整えるために、 ・繊維質をふくむ海藻類やキノコ類や乳製品をとり、便秘しないようにする。 ・臭いのきついものや、高脂肪の食品を控え、野菜中心のバランスのとれた食事を心掛けること、ストレスをためない などがあります。(看護師)

歯石だけでなく、疾患や口腔内の乾燥、胃腸の環境なども原因となるとのこと。ブラッシングに加え、食事などの普段の生活における予防も重要になります。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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