メンタル

2016/11/11

シフト制の仕事で昼夜が逆転し憂鬱に…これってうつ病?

シフト制の仕事で昼夜が逆転し憂鬱に…これってうつ病?

仕事の都合で週単位で昼夜が逆転してしまうという相談者さんの悩みは、気分の浮き沈みです。うつ病の定義は憂鬱な気分が2週間以上継続すること。ならば、相談者さんもうつ病といえるのでしょうか?

30代男性からの相談:「シフトのために気分が浮き沈みしますが、うつ病なのでしょうか?」

抑うつ気分とうつ病の境界は2週間以上憂鬱な気持ちが続くかどうかと知りました。
私は交代勤務者で、1週間昼間働いたら、翌週1週間は夜間働くというローテーションを繰り返していて、夜勤する1週間だけ、気分が鬱々として、前向きな気持ちになれません。
昼間は元気に働けるので、その気持ちは2週間続くことはないのですが、1ヵ月単位でみれば2週間程度は憂鬱です。このようなケースもうつ病と疑われるのでしょうか。

うつ病ではなく自律神経失調症の疑いがある

専門家によれば、相談者さんの状態はうつ病とは判断されないようです。生活リズムが乱れることによる自律神経失調症の可能性が考えられるといいます。その理由についてお聞きしました。

夜勤の時も日勤の時も気分が憂鬱であれば、うつ病を疑いますが、相談者さんのように、夜勤の時だけ気分が憂鬱となり、日勤の時は気分が憂鬱にならず、気分よく仕事ができるのであれば、うつ病でありません。(医師)
夜勤をされていると脳内の分泌が変化をきたし、明け方に元気になったと思えば、昼前から落ち込むような憂鬱な状態になります。これはホルモンバランスが崩れている事による起きる現象だと言われています。いわゆる自律神経失調症と言われているものになります。(看護師)
夜勤の場合に、日常生活のリズムがすべて崩されてしまう為に大きなストレスと疲労が体に大きな負担となります。相談者さんの症状だと病院にいっても対症療法を行う事が多く、根本的な解決にならないために不快感を覚える方がいらっしゃいます。(看護師)

生活リズムの乱れを正すには、ルーチン化と運動

相談者さんの現在のライフスタイルは心身ともに負担の大きいものです。しかし、ちょっとした工夫で憂鬱な気分に体制をつけることもできるといいます。

夜勤は、日勤の時に比べて、人数が少ないことが多いので、精神的な負担が大きくなります。通常は寝る時間である時間帯に働きますので、体内時計や自律神経が乱れやすく、体への負担も大きくなっいってしまうのです。すると、憂鬱な気分になったり、睡眠不足に陥ったり、体調不良を起こしやすくなります。(医師)
こうした夜勤という特殊な勤務形態が原因で、その時だけ一時的に気分が憂鬱になる場合は、うつ病とは言わず、一過性の抑うつ状態と言い、うつ病とは区別して扱います。(医師)
夜勤の時に大きな負担を抱えないためにルーチン化した生活を送れるようにするといいです。(看護師)
仕事以外でもしっかりと体を動かすことでうつに耐性を作る事もできますので運動、食事を心がけて下さい。(看護師)

仕事によってライフスタイルが左右されると、満足にプライベートの時間が取れずにストレスが溜まってしまいます。少しでも、心を落ち着ける時間を作るためには、ある程度機械的に身体にリズムを刻みこんでいくのがいいかもしれません。

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