メンタル

2016/11/10

自分の叫び声で目覚めてしまう…悪夢と闘う2つの武器について

自分の叫び声で目覚めてしまう…悪夢と闘う2つの武器について

寝ている時に自分の叫び声で起きてしまうという経験はありますか? 今回の相談者さんは数年前からそのような状態だといいます。この原因はストレスなのでしょうか。そして、この状況を好転させるために必要なものとは?

20代男性からの相談:「寝ている時に自分の叫びで目覚めてしまいます。」

私は数年前から誰かと喧嘩をする夢をよく見ています。
その夢で誰かに怒鳴った瞬間、自分の声があまりにも大き過ぎて目が覚めてしまうのです。そう、夢じゃなくて実際に叫んでしまっているのです。
家の中にいる家族からも心配されています。どうしたらいいものかわからず、とりあえず自分で本やネットで調べてみました。私の症状のようなものはあるものの正にそのものではない、というのが結論でした。
ストレスが関係している気がするのですが、この症状はこれからエスカレートしていくかもしれないと思うと不安です。

睡眠中には感情をコントロールできない

相談者さんの場合、かなりのストレスが溜まっていると考えられます。起きている時には感情のコントロールができるものの、眠っている時はその働きが落ちてしまうために現在の状況に至っているのではと専門家は指摘します。

寝ているときに夢を見て、夢の中だけで怒鳴るのではなく、実際にも、声を出して怒鳴る状態は、かなりのストレスや疲れがたまっていることを意味します。(医師)
相談者さんの場合は、すでにストレスがかなり溜まってはいますが、起きているときは、自分の感情をコントロールできているので、イライラする気持ちを表に出すことはないのでしょう。(医師)
夜寝てしまい、自分の感情がコントロールできない状況になると、心の中に溜まっているストレスが怒鳴るという行為として表に現れてしまっています。(医師)

睡眠が浅いことで起こる不調

夢を見るのは睡眠が浅いということ。では、睡眠が浅いとどのような弊害が考えられるのでしょうか。

悪夢に襲われてしまう夢を数年前からよく見るとの事ですが、この夢を見る時の普段の状況を日記にしているとどのうような時に出やすくなるのかがわかるようになります。夢を見るのは、脳が情報整理している副産物だと言われています。(看護師)
夢を見るのは、睡眠が浅い証拠ですし、怒鳴るという行為は、自分の気持ちの中にイライラが溜まっている証拠です。睡眠が浅い状態が長期間続くと、疲れが十分に取れず、体調不良を起こしたり、うつ病などの心の病気になってしまったりします。(医師)

悪夢と闘う自己分析と明晰夢というテクニック

専門家からは悪夢に対処する2つの方法が提示されました。それが自己分析と明晰夢です。その2つのポイントについてしっかりと見ていきましょう。

寝る直前に見た光景や感情が夢に出やすいとも言われていますがこの解決方法としては、まずは自己分析をすることになります。自分の状態が非常に疲れている、日中に怒るような感情があった、食事を取らなかったなど、まずは自己分析をします。(看護師)
おかしい夢を見た場合は、明晰夢というテクニックを使用します。これは、夢の中をしっかりと夢だと認識する事が大切です。自分の体に傷があるなら夢のなかでそこをみるとなかったりします。このように現実と夢をしっかりと隔たりをもたせるようにするといいと思われます。 (看護師)
このままストレスが溜まり続けると、起きているときでも感情のコントロールがきかなくなり、イライラしてしまう状態にもなりかねませんので、早めに心療内科を受診して、一度、相談されてみるのがよいかと思います。(医師)

ストレスを溜めこんでも、何事もなければ問題はないと考えがちです。しかし、無意識下では変化が訪れています。悪夢と続けてみるというのは、無意識からのメッセージなのです。そのメッセージに耳を傾け、自己分析と明晰夢で悪夢と闘っていきましょう。その先には、心軽やかな日々が待っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加