健康

2016/11/08

酒に弱くなってきた…その気づきが死を遠ざける!

酒に弱くなってきた…その気づきが死を遠ざける!

昔はガブガブお酒を飲んでも大丈夫だったのに、今はずいぶん弱くなってしまった…。そう感じたことはありませんか? 専門家によれば、そうした気付きこそが健康のためには大切だといいます。

30代男性からの相談:「若い頃と比べてお酒に弱くなったのは何かの病気ですか?」

私は若い頃はよく友人と夜遅くまでお酒を飲んで大騒ぎしていたのですが、この年齢になってどうもお酒に弱くなってきている気がします。
会社の同僚と飲みに行っても若い頃のようにガブガブお酒を飲んでいるとすぐに酔っぱらってしまい、さらに翌日は二日酔いが酷くて頭がガンガンして強い吐き気に襲われてしまいます。
同年代の友人に相談したところ、友人は昔のようにお酒を飲んでも全然平気なようで「肝臓が悪くなっているのではないか」と指摘されてしまいました。
私のようにお酒に弱くなってしまうというのは肝臓に何らかの病気を抱えている可能性があるのでしょうか?

二日酔いがなかなか抜けないなら肝臓の働きが弱まっているかも

昔はお酒に強かったのに、今は弱くなってしまったという場合は肝臓の機能低下の可能性があります。まずは、肝臓が弱まることでどのような事が起こるのかを見ていきましょう。

相談者さんのように昔はお酒に強かったのに、最近は弱くなってしまったという場合、肝臓の機能が低下してきている可能性があります。(看護師)
お酒は肝臓で処理・分解されます。その能力には個人差があり、それがお酒に強い弱いという話になっています。(看護師)
肝臓は静かな臓器と言われています。肝臓のアルコールの分解能力を超えてアルコールを摂取するとアルコールから肝臓で分解されたアセトアルデヒドが体内に溜まり、頭痛や吐き気を起します。これが、二日酔いです。(看護師)
二日酔いが以前よりも起きやすいということは、肝臓の働きが弱くなってきているか、肝臓が上手く働けない状態になってきている可能性もあります。(看護師)
二日酔いがなかなか抜けない、頭痛や吐き気、倦怠感が数日続く様になるなど、心配な点があるようなら一度病院に受診してみてもいいかもしれません。(看護師)

肝臓は我慢強い臓器

肝臓は、その性質から「沈黙の臓器」といわれています。異常が出てからではもう遅いのです。重大な病気にかかってしまう前に、しっかりとアルコールをコントロールしていきましょう。

人間の体は20代をピークに老化へと進みます。体が衰えてくるということは、つまり体の中の臓器も少しずつですが衰えてきます。ですが、その老化の進み方も人それぞれですし、体の外への二日酔いとしての症状の表れ方も人それぞれです。(看護師)
肝臓は全体の半分以上が異常な状態にならないと症状としては出ない臓器です。日頃からの節制と、定期的な健康診断は欠かさない様にすることはとても大切な事です。自分の健康を保つためにも、参考にしてくださいね。(看護師)
肝臓は沈黙の臓器と言われ、肝機能が限界になるまでは何も自覚症状がありません。そのため、お酒が弱くなったというのは長年の飲酒習慣によって肝臓が疲れたことを教えてくれているのです。(看護師)

肝臓の病気で最終的には死に至ることもある

肝臓の異常に気付いても、それは病気の始まりに気づいたにすぎません。肝臓疾患の中には、死に至るものもあるため、注意が必要です。

特に注意したいのが、脂肪肝やアルコール性肝障害です。アルコール性肝障害を放置すると、腹痛や黄疸が出たり、肝硬変に移行したりして、最終的には死に至ることもあります。(看護師)
ここで注意してほしいのが、前述にも述べたように肝臓は沈黙の臓器です。友人のように平気な人でも肝臓は悲鳴を上げていることもあるということです。(看護師)
一度、肝臓の機能を調べる採血やエコー検査などを受けられることをお勧めします。(看護師)
もし肝臓が問題無かったとしても、これは体が肝臓はこれ以上に酷使しては大変になるよ、というサインを出していることですので、飲酒は飲み過ぎない様にした方が良いでしょう。(看護師)

お酒に弱くなったかもしれないという気づきは健康を維持するためにはとても大切なことです。自分の身体についてきちんと把握しているからこそ変化に気づくことができるからです。そして、その変化を放置することなく、しっかりと対策を講じていくことが健康維持の秘訣といえるでしょう。特に肝臓は異常に気付いた時には手遅れになっているケースが多いですので、今からでもアルコールを減らすなどしていきましょう。

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