健康

2016/11/05

海外製の薬で腸閉塞?! あるカプセルがもたらす健康被害

海外製の薬で腸閉塞?! あるカプセルがもたらす健康被害

普段何気なくカプセル入りの薬を飲んでいて、ふと「このカプセルって大丈夫なのか?」と感じることはありませんか? 専門家によれば、自己責任によって購入されたカプセル入りの薬やサプリには危険が潜んでいます。

30代男性からの相談:「サプリのカプセルが身体に溜まって悪影響があるというのは本当?」

元々食生活が乱れがちで、さらに最近は昔に比べて野菜に含まれる栄養価が低くなっていると言われているので、サプリメントで栄養を補うことを考えているのですが、一部の方からサプリメントのカプセルが体に蓄積されるというような話を聞いたことがあります。通常は体に害のあるようなものは使われないと思うのですが、心配で実際のサプリメントの購入に躊躇してしまいます。カプセルが体に溜まって害になるというのは、本当にあり得ることなのでしょうか?

実際にカプセルが身体に悪影響を与えた例はある

専門家によれば、カプセルによって身体に悪影響を被っている方もいらっしゃるようです。ただ、そこには、ある事情が絡んでいました。

カプセルが体内に溜まり悪影響を及ぼす事は有るのかですが、私か昔診療した患者様の中でカプセルが溶けずに腸にたまった方がおられました。お腹が張って便秘になったので心配して受診されました。(医師)
腹部が張っていたのでレントゲンを撮りましたら、小腸大腸にカプセルが溶けずに残り蓄積をしていました。大腸ファイバーと下剤でなくなりましたが、このまま放っておくと腸閉塞を起こしていました。(医師)
ご質問の悪影響はあります。そのカプセルを検査したところ、ビニール製粉末が入ったものでした。海外で買われたサプリメントです。(医師)

カプセルは通常動物性のゼラチンで作られている

国内で販売されている薬やサプリのカプセルは身体に安全なもので作られています。はじめの例で見たようなビニール製のカプセルは国内では販売されていないとのことです。

サプリメントを作るには必ず添加物が必要です。カプセルには牛の骨や豚の皮のゼラチンが使用されているものもありますし、タブレットにするためにセルロースや乳糖が使用されているものなど様々です。(薬剤師)
少なくとも日本国内で販売されているものは、厚生労働省が体内に摂取しても安全としている成分を添加物として使用して作られていますが、食べ物にアレルギーがあるのと同様に、体質によっては注意が必要な場合もあります。もし、何かアレルギーをお持ちでしたら、服用する前に薬剤師に相談してみてください。(薬剤師)

日本製のものならば問題はない

海外の薬やサプリを簡単に取り寄せられる時代です。しかし、そうした便利の裏にはリスクがあることを覚悟しておいた方がよさそうです。

また、品質の良いサプリメントを選ぶポイントとしては、原材料や添加物、製造法などをHPなどでしっかり情報公開をしているもの、問合せ先として、お客様相談室のフリーダイヤルなどが記載されているものが信頼できるメーカーです。(薬剤師)
医療用カプセルはゼラチンで作られてますので、国内の日本製は大丈夫ですので安心してください。心配ならサプリメントを1錠コップの中にいれて35度ぐらいの白湯を入れてカプセルが溶けるか調べてください。溶けるのであれば飲んでも大丈夫です。(医師)

サプリを個人で購入する場合は、日本製のものを選ぶようにしましょう。薬を海外から取り寄せることは出来ますが、薬とは普通、医師の処方によって手に入れることができるもの。個人で購入したものはそのリスクを一身に背負っていることを自覚しましょう。

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