メンタル

2016/11/03

突然襲われる不安を解消する「言語化」のススメ

突然襲われる不安を解消する「言語化」のススメ

日常のふとした拍子に芽生える不安。今回の相談者さんはその不安について考えすぎてしまい。悩んでいます。このような不安に襲われたら、一体どうすればいいのでしょうか。

20代男性からの相談:「ふっと沸いた不安がなかなか消えません。」

私は子どものころから、何か一つのことを考え出すとそのことについてばかり考え混んでしまうタイプです。
それが楽しいことならいいのですが、最近では不安な考えで頭がいっぱいになってしまうことが多くなってきている気がします。
ネット等で調べると不安にかられて考え続けてしまう人には強迫神経症の疑いがあるとのことですが、自分がそういった病気なのではないかと心配です。
このような場合、すぐにでも近くの心療内科に通院すべきでしょうか?

不安を解消するためにできること・言語化のススメ

専門家によれば、不安に駆られてモヤモヤを抱え続けてしまうのは、さらなる悪循環に陥る恐れがあるとのこと。まずは、不安の輪郭を切り取り、不安が拡散して他の不安要素と結びついてしまうのを防ぎましょう。

不安な感情に囚われてしまいがちなのですね。不安は、その正体が見えないために大きくなる傾向があります。もし、不安なことが頭をもたげてきたら、まずは文字に書くことをお勧めします。(看護師)
頭の中でモヤモヤ考えてしまうと、頭の神経細胞が活発になり、色々な感情や記憶、想像を搔き立ててしまいます。ですが不安を文字にして、その文字を目で見ることで、脳が冷静に物事を判断することにつながります。(看護師)
その上で、さらに、漠然とした不安、例えば「大地震が来たらどうしよう」が不安だとしたら、大地震の何に不安を感じるのかを文字にして、その不安に対する対策は何かを考えていきます。「仕事場から帰れない」ことが不安だとしたら、その時の自分のとるべき方法をネットで調べるようにします。そうすることで、ネットをただ見て不安が高まるという行動はなくなっていきます。(看護師)

不安障害の恐れあり

相談者さんの様子から、不安障害である可能性が指摘されています。不安障害にもいくつかタイプがありますので、自分に当てはまるものがないか確かめてみましょう。

一つの考えに支配されて、他の事に手がつかなくなってしまう状態を不安神経症(不安障害)と言います。不安神経症の中には、様々なタイプがあります。(医師)
とにかくありとあらゆることに不安を感じてしまう全般性不安障害や自分は何か重大な病気ではないかと常に自分の体調が気になって不安になる身体表現性障害。一度、ふとした瞬間にある考えが浮かぶと、行き過ぎた考えとわかってるけれども、その考えを振り払うことが出来ず、不安になる強迫性障害などがあります。(医師)

気分転換をしてみよう

不安を抱いてしまったときには、気を紛らわせるのも一つの方法です。それでも改善が見られない場合は、心療内科を受診することを考えてみましょう。

誰もが不安は抱くもの。そう考えて、不安が沸き上がったときは、あえてネットを見ないで「寝る」「運動をする」など他の行動をとることもおススメします。(看護師)
それでも、不安で落ち着かない時に、心療内科を受診するというのでも間に合うと思います。(看護師)
相談者さんの状態が、強迫性障害かどうかは、御相談内容だけでは、判断できませんが、少なくとも、不安神経症であることは間違いないかとおもいますので、状態がひどくなり、生活への支障が大きくならないうちに、心療内科を受診され、相談されるのが良いかと思います。(医師)

未来や答えの出ない物事への問いは、終わりなき自問自答の連鎖を呼び起こしてしまいます。出口のない迷路をさまようように、先の見えない問題を抱えてしまうと、心はどんどん重さを増していきます。まずは、自分がどのような不安に駆られているのかを文字なり声なりに出してみましょう。そこに答えを見出すこともできるかもしれません。不安に駆られたら別のことをする、とルールにしてしまうことで不安から逃れることもできるでしょう。

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