メンタル

2016/10/31

仕事のストレスで不眠に…抜け出すための3つのポイント!

仕事のストレスで不眠に…抜け出すための3つのポイント!

昇進して仕事のストレスが増大。そのせいで不眠気味に…。睡眠を改善させるためにできることはないのでしょうか。専門家からは3つの視点でアドバイスを頂くことができました。

50代男性からの相談:「仕事のストレスで寝つきが悪くて寝不足になってしまいました。」

4月の人事異動で役職が上がり、それまでの倍以上の部下を束ねる立場になりました。中には以前、私が仕えていた先輩もいて、なかなかうまく指揮・管理することもできない時もあります。
そのせいか、最近うまく睡眠をとることができなくなりました。ポジションが昇格する前は、床に就けば10分程度で入眠できていたのですが、現在は早くて1時間、遅いと2時間以上は眠れないままベッドに横たわっている状態です。
また、眠れた後も、数時間ごとに目が覚めてしまったり、早朝(4~5時頃)に目が覚めて、そのまま仕事に行くまで起きていることもあります。
睡眠が上手くとれないのは、ストレスと関係があるいうことをテレビで見たことがあるのですが、何か有効な手段はあるのでしょうか。
それとも一度病院で相談した方がいいでしょうか。ぜひ教えていただきたいです。

仕事のストレスが睡眠障害やうつ病の原因になる

ストレスは脳を興奮状態にしてしまいます。日常的にストレスを受け続けている時には、必然的に睡眠時間が短くなってしまうといいます。そのような状況が慢性的に続くと心の問題に発展する恐れがあります。

ストレスと睡眠はとても関連があります。(看護師)
ストレスによって脳の神経細胞が過活動状態の場合には、脳が深い睡眠に入るスイッチのオン・オフのタイミングがうまくできなくなります。そのため、いつまでも気持ちが高ぶり睡眠不足となり、睡眠ホルモン分泌も減少し、更に睡眠障害に拍車がかかるという悪循環に陥ります。睡眠障害は、免疫力を下げるなど、体にとっても不都合な状態になるため、何とか悪循環から抜け出す必要があります。(看護師)
実際に、人事異動のストレスで睡眠障害を起こし、うつ病にかかる方も多くいます。(看護師)

眠くないのにベッドに入るのは逆効果

眠りたいという一心で早めにベッドに入ってしまうのは、睡眠改善には逆効果だと専門家は言います。そこには、睡眠を促す脳内の分泌物質が関係していました。

仕事で昇格したことがストレスになって、夜が眠れなくなっているようですが、それに加えて、なかなか眠れないのにベットに入ってしまっていることも、不眠を悪化させる要因になっています。(医師)
ベットに入られてから眠るまでに時間がかかるために、あれこれと仕事の事を考えておられるのではないでしょうか? さらには、なかなか眠れないために「早く眠らなければいけない」と睡眠を強く意識してしまっておられるのではないですか? そのような状況では、睡眠を促す「メラトニン」の分泌が上手く起こらないために余計に夜眠ることが出来ない状態になってしまいます。(医師)

仕事とプライベートを切り離す意識改革

仕事のストレスは日常生活に持ち込んでしまいがちです。ですが、プライベートでは仕事の重圧はありません。少しずつ心を軽くしていくためには、意識改革が必要になってきます。

まずは「仕事は仕事」と自分の中でのオン・オフのスイッチを切りかえる意識付けを行うことをオススメします。仕事のことを考えるのは、「会社のドアを入る瞬間、そしてタイムカードを押すまで」と脳に言い聞かせます。そしてその後は、意識して「今の自分の行為」だけを考えることに集中します。(看護師)
脳は、あなたの指令に従って、仕事に囚われているベクトルを「今」に向けるようになります。(看護師)

食べ物でも睡眠を改善するきっかけ作りができる

どうしても辛い場合は病院に行くことをおすすめしますが、そのような時間がなかなか取れない場合は睡眠を改善させる効果が期待できる食べ物を意識してとるといいでしょう。

そうはいっても、自分ではうまく切り替えができない、夜だけでも眠りたい時は、気軽な気持ちで心療内科を受診すると良いと思います。あなたに合わせた方法を教えてくれると思います。(看護師)
病院を受診して軽い睡眠薬を処方していただくのも一つの手ですが、その他に、マグロなどの赤身の魚や大豆製品、乳製品などメラトニンを多く含む食品を積極的にとるようにしたり、睡眠前に仕事の緊張や不安を和らげるために、深呼吸をしたり、一度全身に力をグッと入れて、抜くといったように意識的に体に入った力を抜くことを行ったり、眠れないのにベットに入るのではなく、眠くなってからベットに入るようにするなどしてみてはどうでしょうか?(医師)

人生という長い時間は仕事・睡眠・プライベートが三分しています。仕事は3分の1を占めるほど膨大なものですが、だからといってプライベートを圧迫するものであってはなりません。人生を豊かに過ごしていくために、睡眠とプライベートという時間は用意されています。その時間を有意義に過ごすためには、オンとオフのメリハリをしっかりつけることが大切です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加