体臭

2016/10/25

加齢臭予防は今からでも遅くない! イヤなニオイの原因と対策*

加齢臭予防は今からでも遅くない! イヤなニオイの原因と対策*

加齢臭の予防を早めに行うことで、嫌なニオイを防ぐことは出来ます。そのための生活習慣や食生活などの知識を一挙にまとめました。原因と対策を知ることで中高年特有の臭いニオイを防止し、エチケットを守りましょう!

加齢臭とは

加齢臭(かれいしゅう)とは、男女問わず、年齢を重ねることで現れる特有のニオイのことです。
具体的には、男性で40代以降、女性では閉経後にニオイが強まるといいます。

加齢臭と30~40代に現れる独特な体臭は全くの別物であることが分かっています。
30~40代の体臭については後ほどご紹介しますが、男性の加齢臭は「オヤジ臭」とまで呼ばれ、家族や恋人にまで「臭い!」と言われてしまう原因になっています。

加齢臭は首のまわりや脇の下から出やすいといわれ、ほとんどのケースで自分で気づくのではなく、家族や友人など周囲の意図からの指摘で判明します。
ニオイは個人によって変わってきますが、よくあるのがチーズや古本、生魚のような青臭いニオイ、発酵が進んだビール、蝋のようなニオイです。

心無い言葉に傷つかないために、40歳を過ぎたら、そして、40歳になる前に加齢臭の対策を始めるのが得策です。



加齢臭のニオイのもと・原因

加齢臭対策を講じる前に、知っておかなければならないことがあります。
それは加齢臭の原因物質とそれがなぜ作られるかということです。

加齢臭の原因は、ノネナールというニオイ物質だと考えられています。
油臭く、青臭いニオイではあるものの、ビールやソバの香り成分でもあります。

ノネナールは皮膚の表面にあるパルミトレイン酸やバクセン酸といった不飽和脂肪酸が酸化することで発生するといわれています。
これらの不飽和脂肪酸は身体に必要なものですが、酸化することで加齢臭に姿を変えてしまうのです。

加齢臭は頭や耳の後ろ、首、脇などから主に発生します。
これは不飽和脂肪酸(皮脂)を分泌する皮脂腺が多く集まっているからです。

皮膚の表面にある不飽和脂肪酸の酸化を促進してしまう要因はいくつかあります。
まずは、食生活です。
動物性脂肪を含む油っこいものをよく食べたり、ニンニクやニラなどのニオイの強い食べ物、お酒を飲むことで加齢臭はきつくなっていきます。

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次に、ストレスも加齢臭の原因を作り出す原因になっています。
ストレスを感じると、人は活性酸素を発生させてしまいます。
活性酸素は、物質の酸化を促進するもので、前述した皮膚の不飽和脂肪酸もこの活性酸素によって酸化されてしまうのです。
睡眠不足もストレスと同じような悪影響をもたらします。

ストレスと同じように、タバコも身体を酸化させてしまいます。
同時に血管を収縮させ、血液のめぐりが悪くなることで、新陳代謝能力も低下させてしまうのです。

加齢種の予防法その1・一時的な対処

加齢臭への一時的な対処とは、香水やデオドラントスプレーなどを使う方法です。いわば、加齢臭をごまかしてしまおうというわけです。
ただし、加齢臭そのものを抑えているわけではありませんから、香水やデオドラントの香りと一緒になって悪臭になってしまうことも考えられます。
また、ニオイを気にするあまり、香水をつけすぎてしまうと周囲に不快感を与えてしまいます。

加齢種の予防法その2・衣服で対策する

市販されているシャツの中には、防臭や消臭を謳っているものがあります。
こうしたアイテムを身に着けることでも、少しは加齢臭の防止になるかもしれません。
しかし、前述したように、加齢臭は頭や耳の後ろ、首などからも発生しますので、シャツでは対処しきれない場合があるでしょう。

加齢種の予防法その3・身体を洗う

ニオイが気になった時にすぐにできるわけではありませんが、身体を清潔にすることでニオイの発生を遅らせることができます。
身体を洗う際には、3つのポイントをしっかりと押さえておくことが大切です。
それは、

1、石油系のシャンプーやボディソープを使わないこと
2、頭や耳の後ろ、首、脇を中心にゆっくり丁寧に洗うこと
3、とにかく必要以上に肌をこすらないこと

です。

石油系のシャンプーやボディソープは洗浄力はあるものの、洗い残しが起こりやすくなって毛穴を詰まらせてしまう原因になります。
残ったシャンプーやボディソープが皮膚の環境を悪化させてしまうのです。
加齢臭対策には、石鹸系のシャンプーやボディソープを使うようにしましょう。

頭や身体を洗う時には、シャンプーやボディソープをしっかりと泡立てて泡だけで洗うようにしましょう。
洗浄力はしっかりとありますから、肌をゴシゴシとこする必要はありません。
頭や耳の後ろ、首、脇は特に加齢臭が発生しやすい場所ですから、しっかりと、しかし力を入れずに洗いましょう。

お風呂から上がった際にも、タオルでゴシゴシと水気を取るのはやめましょう。
タオルを肌に優しく押し付けたり、ポンポンと叩くようにするといいです。
タオルで強くこすることで、肌を傷つけたりタオルの繊維が毛穴を塞いでしまうことがあります。

加齢種の予防法その4・運動

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有酸素運動によって、加齢臭の原因である活性酸素を抑制する効果が期待できます。
ここでいう有酸素運動とは、ウォーキングなどの息の乱れない運動のことです。
激しい運動は反対に活性酸素の発生を強めてしまいますので、ヘトヘトになるくらいの運動は厳禁です。

継続してスポーツをしている中高年世代の加齢臭は少ないともいわれているようです。
軽い運動によって汗を流すことで、肌の表面を洗い流し、老廃物も排出することができます。
軽い有酸素運動には、デトックス効果があるといえるでしょう。
もちろん、運動の後は、しっかりと汗を洗い流して、身体を清潔にしましょう。

加齢種の予防法その5・食事とサプリ

加齢臭を防ぐためには、酸化を防ぐことが重要です。
抗酸化作用を持つ食材を取り入れることで、加齢臭を予防していきましょう。
加齢臭を防ぐ食事は伝統的な和食ともいわれています。
肉中心ではなく、野菜中心の食生活を心がけていくといいでしょう。

油っこい食事を避け、健康にいいといわれている食生活を続けることで、加齢臭を予防することができるかもしれません。
抗酸化作用を持つ栄養素は多くあります。ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール、コエンザイムQ10、βカロテンなどです。

・ビタミンCを多く含む食材
赤ピーマン、黄ピーマン、ゆず皮、アセロラジュース、パセリ…など

・ビタミンEを多く含む食材
ひまわり油、綿実油、べにばな油、米ぬか油、とうもろこし油…など

・ポリフェノールを多く含む食材
赤ワイン、ブルーベリー、ミルクチョコレート、ココア、コーヒー

・コエンザイムQ10を多く含む食材
イワシ、サバ、豚肉、牛肉、レバー

・βカロテンを多く含む食材
シソ、モロヘイヤ、ニンジン、パセリ、ホウレンソウ

・カテキンを多く含む食材
緑茶、ウーロン茶、紅茶

加齢種の予防法その6・サプリメントで栄養を補う

食事で得られる栄養素には限界があります。不足している栄養素については、サプリメントで補うのが得策といえそうです。
ただし、サプリメントは飲みすぎや飲み合わせには注意してください。

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加齢種の予防法その7・生活習慣とストレスマネジメント

タバコや飲酒は加齢臭をきつくしてしまいます。
タバコは数量を減らすかやめるのがいいでしょう。
お酒もほどほどにして、飲みすぎることのないようにすると、加齢臭の原因となる不飽和脂肪酸の酸化はある程度抑えられると考えられます。


加齢臭とは異なるニオイの原因

これまで紹介した加齢臭対策をしても効果を感じられないという人もいるかもしれません。
もしかすると、それは加齢臭ではないのかもしれません。

すでにお伝えしているように、加齢臭と30~40代に現れる独特な体臭は全くの別物。
体臭を加齢臭だと思って対策していても、それが加齢臭でなければ意味がありません。
30~40代に現れる独特な体臭は「ミドル脂臭」と名付けられています。

ミドル脂臭の原因物質はジアセチルといい、不飽和脂肪酸の酸化とは異なるプロセスでニオイを発生させています。
このジアセチルの発生を抑えるには、加齢臭の時とは違った栄養素を必要とします。

ミドル脂臭は加齢臭と違い、後頭部や首の後ろからニオイが発せられます。
体臭を消すにはしっかりとミドル脂臭の発生場所も洗うことが大切です。

まとめ

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加齢臭の原因と対策をご紹介いたしました。
身体の中と外から加齢臭対策をしていくことで、若いうちから、そして、加齢臭を発する年齢になってからも十分ニオイを防止することができます。
日頃の生活習慣から見直して見ましょう。

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